エアロビ×筋トレ! カリスマ指導者対談①【髙田一也のマッスルラウンジ 第19回】

パーソナルトレーナーとして確固たる地位を築いてきた髙田一也さん。今回のゲストはエアロビクスのインストラクターとして多方面で活躍されている高田巖さん。超ポジティブ思考の巖さんと対談で、一也さんの新たな魅力もお伝えします!

※読まれる前にひとつだけご注意。「(笑)」が多く、うるさく感じる方もいらっしゃると思いますが、それくらい笑いが絶えない対談となりました。雰囲気を正確にお伝えするため、ご容赦ください。

エアロビクスのインストラクターながらボディビルの大会優勝

髙田一也(以下、一也):フィットネス業界でがんばっている方の代表として、今日はエアロビクス・インストラクターの高田巖さんをゲストにお迎えしました。巖さんは一般的な尺度で計れない価値観の持ち主。もし自分が何かの問題に直面したとき「高田巖だったらどうするか」と考えると、すごくいいお手本になるんです。自分自身がとても前向きになれる人だと思っています。僕とは感性がまったく違うんです。去年のオールジャパン・メンズフィットネス選手権でも優勝し、フィットネスとボディビルの両方で活躍している異端児でもありますよね。

高田巖(以下、巖):今日もエアロビクスのレッスンを6本やってきて! 忙しい時間を割いて! ここに来ましたよ~。売れっ子だから(笑)。

一也:売れっ子(苦笑)。僕と巖さんは原宿ゴールドジムにいたときに知り合ったんですよね?

:そう。でも最初は一也さんではない、他のパーソナルトレーナーさんをつけていたんです。一也さんも原宿ゴールドジムのトレーナーだったから、トレーニングしているときお互いよく顔を合わしていたんですよね。ある日、一也さんがご挨拶してきたから「あれ? 知っている人かなぁ?」って(笑)。僕を指導していたトレーナーさんが一也さんと仲がよかったから、それからですね。一也さんと話すようになったのは。

一也:最初は長沼(弘修)くんがパーソナルトレーナーとして、ついていたんです。そのときの巖さんは、やたら重い重量でトレーニングしていたんですよ。体の割には重い重量を挙げていたので「すごいなぁ~」って。だから巖さんのことは印象に残っていて。

:自分はボディビルには興味なかったんですけどね。でもある日、自分を指導していたトレーナーさんがゴールドジムを辞めるってことになってしまって。そうするとジムで自分の居場所がなくなったように感じて「さあどうしましょう?」って気持ちになったんです。そのとき一也さんがちょうどTREGISを新宿御苑にオープンすることなって「じゃ、そちらに行きます」ってことになったんです。でも、いざTREGISに行ってみたら「ウケる! コイツ来やがって!」みたいな顔を一也さんがしていて(大笑)。でもそれからシッカリ続いていますよ!

一也:(笑)真面目な話、巖さんはトレーニングもそうなんですけど、いつも忙しそうだし、エアロビクスの講師としてもフリーとしてがんばっているじゃないですか。実際にものすごい本数のレッスンをしている。自分がフリーでパーソナルトレーナーをやっていた頃と考え方も似ていると思うことも多く、それでありながらイイ体もしてる。そういう部分ではすごく感心もしてるんです。

:ホントー!?

一也:それにトレーニングの指導をさせていただいているときに、脚を見て「すっげぇ~!」と思ったんですよ。でも巖さんは脚のトレーニングをしてないって言っていたから「エアロビクスのインストラクターでも、それだけの本数のレッスンを行っていると、こんな脚になるんだ!」って驚きました。そこで「こんな脚を持っているなら大会に出たら?」って伝えたんです。ちょうど巖さんにピッタリの大会を見つけまして。ね!

:(にやけている)

一也:そしたら、予想通り優勝。ところで、大会名はなんでしたっけ?

:キングオブフィジーク!(大笑)。でもこのときはまだ、自分はボディビルの世界はまったく知らなくて。興味もなかったし。でも「出なよ!」「絶対イケるから!」と一也さんに言われたから。ただ、減量と言われたときは「えっ、減量?」って感じで。エアロビクスのインストラクターは減量も食事制限もしないから、意味がわからなかった(笑)。元々、自分は基礎代謝も高いからよう食べるし、よう呑むし。でも消費できちゃう。ここでボディビル寄りの世界での減量を初めて知るわけです。それでたまたま、初めて出場した大会で優勝しちゃったもんだから「こりゃ辞めれねぇ」「やるしかない」っていうカタチでそのままズーっとトレーニングを続けることになってね。

一也:脚は、いっつもキレキレなんですよね。

:(脚をパシパシ叩きながら)これ普通なんで。特別なことは、なんにもしてないし。

一也:それもすごいな~って。普通だったらそれなりの種目で高重量を使って、追い込んでなるような脚ですから。天童(あゆ美)さんも巖さんの脚を見てビックリしていました。ポージングも天童さんに教わりまりしたね。そして「脚がすごいし、だったら次はボディビルに行こう!」という話になって

:ぜ~んぶ一也さんに勝手にプランニングされて。俺にはなんの権限もない!(笑)

一也:これでも自分としては厳さんにとって最適な大会を選んでるつもりなんですよ。それに「疲れた」と口では言うんですよ。でも実際には行動に一切制限が出ない。不思議な価値観の持ち主なんですよね(笑)。文句ばっかり言ってるけど、実際はちゃんとトレーニングもやってますしね(笑)。

:疲れなんて20分も寝れば大丈夫(笑)。文句ばっかり言ってるかもしれんけど、やるときはやるよ!(笑)

(つづく)

髙田一也(たかだ・かずや)
1970年、東京都出身。新宿御苑のパーソナルトレーニングジム「TREGIS(トレジス)」代表。華奢な体を改善するため、1995年よりウエイトトレーニングを開始。2003年からはパーソナルトレーナーとしての活動をスタートさせ、同時にボディビル大会にも出場。3度の優勝を果たす。09年以降はパーソナルトレーナーとしての活動に専念し、11年に「TREGIS」を設立。自らのカラダを磨き上げてきた経験とノウハウを活かし、これまでに多数のタレントやモデル、ダンサー、医師、薬剤師、格闘家、エアロインストラクター、会社経営者など1000名超を指導。その確かな指導法は雑誌やテレビなどのメディアにも取り上げられる。
TREGIS 公式HP
高田巖(たかだ・いわお)
民間フィットネスクラブを中心に、インストラクターとして活動。東京都内を拠点としエアロビクス、アクアビクス、ヨガ、調整系、ダンス系、リラクゼーションのレッスン、そしてジムパーソナル、スイミングパーソナル等、様々なカテゴリーを担当。2016年JAFスポーツエアロビック仙台オープン優勝、AFスポーツエアロビック福岡オープン準優勝。

インタビュアー
立華徳之真(たちばな・のりのしん)
パフォーマー兼パフォーマー専門の美容家・治療家・スポーツ指導者。陸上競技・体操・バスケットボール・フィットネス・トレーニング・ジュニアスポーツ・体育施設運営管理・サプリメント・スポーツボランティアなどの専門資格を所持。また柔道整復師・美容師・登録販売者・診療情報管理士として美容・健康・医学領域および出版・映像・イベント・教育・ITなどの実務をこなす。ほか殺陣やアクション、神経系コーディネーションや能力開発などの分野で活動しているハイブリッド。
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