カリスマ指導者対談「楽しいから続けて健康になる」(野村昇平②)【髙田一也のマッスルラウンジ 第25回】 

全員が楽しそうにやっていますよね

髙田一也さんのカリスマ対談は、活躍目覚ましい野村昇平さんをお招きしての2回目。大きな体に明るい笑顔が印象的な野村さん。今回も髙田さんのブレない考え方とともに、会話の中から野村さんの人気の秘密をぜひ感じ取ってください!

野村:パーソナルトレーナーにはいろいろな人がいるじゃないですか。そのなかでの自分の理想像は、やっぱり髙田さんなんです。体もしっかりつくっていて、ビジネス的にも成功されていて、実際の指導力もある。それにトレーニングの指導だけではなく、お客様の気持ちを盛り上げるのがすごい。今はパーソナルトレーナーの専門学校たくさんありますが、そういうことは教わらないと思うんです。その環境にいないと知ることができない。
指導にもいろいろな方法があるので、トレーナーによってはインターバル中に何も話さない人もいるかもしれないですけど、自分のなかではパーソナルトレーニングの料金をいただいているなかで、いかにクライアント様に楽しんでもらえるかって考えていますよね。髙田さんの指導を見ていて、そこを強く感じています。

髙田:そこはクライアント様に求められるところだよね。そこをしっかり判別して、そのクライアント様に合わせたトレーナー像を提供できてこそ、本当の意味でのパーソナルトレーナーだと思います。いつも話している事なのですが、まずはクライアント様の気持ちを第一に考える事が大切だと思います。自分がフリーのパーソナルトレーナーだった頃から本当に実感している事なので、一緒に仕事をしているトレーナーには、そこを大切にしてほしいとも思っています。
以前、野村くんは体が大きくて怖がられてしまわないか気にしていたよね。だからもっとクライアント様に歩み寄って近付きやすい存在になったら、怖いものなしになると思っていたんです。でも今の野村くんを見ていると、そこは完璧だよね。

野村:髙田さんの指導を見ていると全員楽しそうにやっているので、楽しそうということはやっぱりトレーニングを辞めることはないですよね。しかも楽しいから続けて健康にもなる。見た目もよくなって自信もついて、どんどんいい循環になるから、自分たちにとってもお客様にとってもよいことだと思います。

髙田:ウエイトトレーニングで得た恩恵を、そのままクライアント様に伝えるかが重要だよね。野村くんとはその考え方が一致していて、一緒に仕事ができてよかったと思っています。クライアント様や同業の人たちも「髙田さんの考えを一番しっかりと継いでいるのって野村くんですよね!」と言ってくれています。

野村:「継いでいる」ですか!? そんなこと全然ないですよ!

髙田:トレーナーとしてインターネットで情報を発信していると、意外と大勢の方から反響があったりします。
話は変わりますが、トレーニング指導が終了し帰宅される際、クライアント様に楽しくてまた指導を受けに来たいと感じて頂ける様に心掛けています。
僕はトレーニングを続けることがクライアント様にとって本当にいいことだと思っています。ですから、クライアント様にいかに楽しかったと思って頂けるかを常に念頭に置いて指導をさせて頂いています。
野村くんも指導を受けに来てくれる事があるけど、僕としても野村くんみたいな優秀なトレーナーがわざわざトレーニング指導をを受けてくれるという事をプレッシャーに感じる事もあります。
最大限野村くんに効果を感じてもらえる指導を提供する為に、常に新しい情報を収集したり、実践してみたりしています。
野村くんが大会に出たときもそうだったよね。野村くんの仕上がりを見て、改善点を指摘したり、ニュートリションを打ち合わせしたり。大会の前日もウチのジムに体の状態を見せに来たりとか、大会当日の朝に写真を送ってきて最終チェックをしたりね。

野村:2014年に出場したボディビルの大会のときも、作戦ではないんですが、髙田さんにはいろいろと考えていただきましたね。でもそのとき開会式で僕は倒れちゃったんですよね。会場のライトが予想以上に強くてステージが熱く、さらに水分を抜きすぎていて、立っていられなくなっちゃって。
で、倒れてヤバイと思ってすぐに髙田さんに「倒れたんですがどうすればいいんですか?」って連絡したんです。そしたら「スイカを一口含んでみ?」って返事がきたんですよ(笑)
じつは大会に行く前に、髙田さんに「スイカを持っていくように」と言われていたんです。でも出発前からすでにおかしかったようで、スイカを切って容器に入れて用意はしていたんですが、容器を持ってくのも嫌なくらいダルさを感じていて「どうせ食べないし……」と思ってスイカを家に置いて大会に出掛けたんです。そしたらスイカが必要な事態になって……(苦笑)。

髙田:野村くんからメールが届いて「すみません、スイカ忘れました」って、じゃ誰か近くにいる人に「スイカ借りてみ」って送り返しました。でも「スイカ持ってる人いません」と野村くんから返事があって(笑)。「CCDを濃いめにつくって、一口飲んで横になってて」なんてやり取りがあったよね。

野村:調整の仕方も人によっていろいろなやり方があるじゃないですか。でもそのいろいろなやり方を知ることは、自分のなかで引き出しをたくさんつくるためにも必要だし、どれが合うかもわからない。髙田さんはいろいろな情報を持っていて、そのなかのコレみたいな感じで提供してくれているのが、すごく参考になっているんですよ。