「扉を開けてくれた筋トレ」マッチョ29④【人物クローズアップ「筋の旅人」】

マッチョバスツアーやマッチョカフェといった斬新な企画で注目され、今やメディアから引っ張りだこになった話題の美BODYエンタメ集団・マッチョ29。11月21日にはついに、赤坂BLITZにも進出。そんな勢いに乗るマッチョ29より、コアラ小嵐さん、植田知成さん、高橋直人さんが初登場。インタビュー第4弾の今回は、マッチョ29結成前のお話です。コアラさんは、どうして筋トレに目覚めたのか?
トークもマッスルも切れてるコアラ小嵐さん

筋トレが不安を解消してくれた

――前回は、高橋さんにマッチョになったきっかけをお聞きしましたが、コアラさんは?

コアラ 僕は関西に住んでたころ、大阪でバーテンダーをやってまして、ガリガリやったんです。ロックが好きやったんで、ガリガリのほうがカッコええと思ってたとこもあって。で、超新塾に入るってことで、東京に出てきたんですけど、ネタを作ってライブに出るということは、なかなかむずかしい。そんななか、東京で、友だちもおらへん。その状態がストレスで、夜は不安で寝れないんですよ。どうしても寝られへん日、走りに行ったんです。あてもなく走れないので、少し遠くの公園を目指しました。その公園の鉄棒で懸垂をして、ベンチで腕立て伏せ、腹筋をして。そしたら、すごく気持ちよく寝れたんですね。それを繰り返してるうちに、ジム通いを生活のリズムに取り入れて、ある日、腹筋が割れだしたんです。お笑いライブの楽屋で上を脱いだとき、「なんで割れてんねん」って、先輩にイジってもらって。俺、筋トレしてただけやのに、先輩にイジってもらって、笑いにつながるんやって知って、そっからですね。結果、お笑いやるために東京来たのに、気がついたら、短パンはいて、「マッチョ、マッチョ♪」言うてます(笑)。

歌だけでなく、時にはコントも披露する

植田 僕はもともと、トレーナーになって、人に教えたかったんですよ。でも、給料が安いんで、営業をやったんですけど、やっぱりやりたいということで、パーソナルトレーナーを選択したんです。で、RIZAP(完全個室のマンツーマントレーニングジム)に入りまして、そこでトレーナーの先輩から「今度“ベストボディジャパン”という大会があるんで、出てみませんか?」って言ってもらったんです。「じゃあ、出てみますわ」って、軽い気持ちで筋トレをはじめて、絞ったら、2カ月後に優勝。担当してるお客さんが、「僕の担当トレーナーが優勝したんだよね」って宣伝してくれたことが、すげぇうれしくて。自分の担当トレーナーが冠を持つっていいことなんだって、自分のなかでシックリきて、そっからです。

――マッチョ29は今後、どうなっていきたいですか?

コアラ まずは11月21日の赤坂BLITZでのワンマンライブを成功させたいというのがありますけど、僕と植田さんは、年が上のほう。30歳以上のメンバーが5人ぐらいいるんですけど、20代が僕らに遠慮せず、ガンガン前に出ていくというふうになっていって、僕らはキャーキャー言われる存在ではなく、おっさんの立ち位置に行きたい。

11月の赤坂BLITZでのライブに向けて、メンバーの士気も高まる

植田 ちょっと一歩引いた感じですか?

コアラ 「若いやつはキャーキャー言われてんなぁ」と言いながら、プロテインを飲んどきたい(笑)。
高橋 僕は、マッチョ29に憧れてる人がメンバーに入ってきて、フィットネスを広めるために、ちょっとバカな活動もして、コアラさんや植田さんがゆっくりプロテインを飲めるように……。

コアラ あー、うれしいっ! 俺たちのプロテインタイム。

高橋 コアラさんも、動けなくなっていくから……(笑)。

コアラ まだ動けるよ。でも、フィットネスという文化自体が広まってほしいね。

植田 筋トレを文化として根づかせたい。僕らは、ウエイトトレーニングというものをブームにさせかけているなぁという感じがしてるんで、これからもっとがんばって、ブームで終わらせないよう担っていきたい。日本に筋トレが根づいたとき、初めて僕らはがんばって良かったって笑えるのかなぁ。

ステージだけでなく、テレビやイベントで忙しい日々を過ごすコアラ小嵐さん