素顔の「超人女子」<後編>【“超人女子”の魅力と舞台裏に迫る③】

テレビ朝日で木曜日深夜に放送されている話題の番組「超人女子」。番組のコンセプトは「この国で、最も屈強にして、美しく、しなやかな肉体を持つ女性は誰なのか!?」
番組に出演している選手たちへのインタビュー第2弾。今回はモデルの宮河マヤさん、陸上7種競技の津吹アイリさん、タレントの稲村亜美さんに話を聞きました。


宮河マヤ<モデル>
「私は裸で歩いてもいいと思っているほど体には自信を持っています」

――ボディメイクに目覚めたきっかけはなんだったのでしょうか。

「もともと運動が大好きで、これまでいろんなスポーツをやってきました。水泳は10年間、やっていました。トレーニングは20歳のころに始めたので、7年間やっていることになります。この11月にはベストボディ・ジャパンの日本大会に出場するので、今は(体に)もっとも磨きがかかっている時期だと思います」

――トレーニングでよく行っている種目は?

「いちばんやっているのはスクワットです。ブルガリアンスクワットもよくやります。もちろん、上半身のトレーニングも行っています。ムキムキになりすぎず、女性の方に憧れてもらえるほど(の筋肉量)にとどめたいと思っています。自分の頭のなかに理想とする体があるんです。そのラインを越さないようにしています」

――その理想を「100」としますと、今はどのくらいの段階にあるのでしょう。

「ボディメイクにリミットはないと思っています。40歳になっても50歳になっても、今よりも美しくなれると思っています。だから、今はまだ『30』くらいだと思います。現状に満足していると、もうそれ以上、上にはいけなくなってしまいます。私は見栄えだけでなく、体の芯から健康でいたいと思っています。食べ物にも気を使いながら、一つ一つ慎重にボディをつくっていきたいと思っています」

――7年前は、まだ今ほど女性の人がジムに通う時代ではありませんでした。

「私は日本の学校には通っておらず、子どものころからスポーツをする環境のなかにずっといたんです。なぜ日本はトレーニングに関してはこんなに遅れているんだろうと、疑問に思っていました。2020年の東京オリンピックを追いかけるようのフィットネスがブームになりましたが、ようやくそういう時代になったと思いました。私はブームに乗ったわけではなく、本当にトレーニングが好きなんです。一生続けるものだと思っています」

――トレーニングの魅力とは?

「私は裸で歩いてもいいと思っているほど体には自信を持っています。自信がある人は心にも余裕ができて、人に対して優しくできます。人間にとって、自信はとても大切なものだと思います。穏やかで優しい人間になれると思います。また、これからはいろんな女性の体をサポートできればいいなと思っています」


津吹アイリ<陸上7種競技>
「がんばっている人はかっこよくて、きれい」

――陸上7種競技とは、どういったものなのでしょう。

「ハードル、高跳び、砲丸投げ、200m走、幅跳び、やり投げ、800m走の7競技です。私は走らなければいけない競技をやっています。前に進むときに使われるのは(脚の)後ろ側の筋肉なので、筋トレでは重点的にそれらの鍛えるようにしています。ただ、基本的には短距離がメインなんですが、陸上7種競技のなかには走らない種目もあるので、バランスよく鍛えているつもりではあります」

――この番組に出演されたきっかけは?

「オファーをいただきました。陸上7種競技はヨーロッパではメジャーなのですが、日本ではまだマイナーです。もっと認知度が上がればいいなと思いながら、出演させてもらっています。私は陸上7種競技のトップ選手ではないので、もちろん楽しみながら闘うというスタンスでもいるのですが、競技のことを知っていただくいい機会ですので、そういう部分も担っていかなくてはいけないのかなと思っています」

――番組では他競技の選手やタレントさんと競い合っています。

「負けられないという気持ちはあります。でも、『うまくなりたい』とか『強くなりたい』」とか、スポーツに取り組むときの気持ちはみなさん一緒だと思うんです。だから、(他の共演者と)話していて共感できる部分がたくさんあります。また、自分の弱い部分がわかるので、いい刺激になります。私は上半身が弱いんです。そこを高めていかないと、というポジティブな気持ちで事実を受け止めることができます」

――競技のために鍛えている体が「美ボディ」という評価を受けることについては?

「運動している人が美しい体になっていくのは普通のことだと思います。私のなかには『動ける体』イコール『美しい』という思いもあります。そうやって評価していただけるのはうれしいです。トレーニングをする目的は違っていても、スポーツをする上では同じだと思っています。そういった女性が増えてくれればうれしいです」

――スポーツに真剣に取り組む女性が注目される時代になりました。

「女性の個性の在り方がかわってきたのかもしれません。かよわい女性がいいとされていた時代は終わったのかもしれないです。私は男性よりも男性らしい体つきになった時期があってコンプレックスを抱いていたのですが、こういった番組で『かっこいい』とか『きれい』とか、肯定されるのはうれしいです。がんばっている人はかっこよくて、きれい。そういった部分がこの番組で伝わればいいなって思います」


稲村亜美(タレント)
「番組をきっかけに運動する女性が増えてくれれば」

――満を持しての「超人女子」参戦です。

「私はもともと野球を9年間やっていて、スポーツが大好きなんです。こういった番組があるのはうれしいですし、参加することで今の自分がどこまでできるのか知ることができます。さらにモチベーションは上がりました」

――ハムストリングスの強さが求められる「ハイパーリーチ」に出場しました。

「見ているのと実際にやってみるのでは、かなり違いますね。難しかったです。あと、場の緊張感がすごかったです(苦笑)」

――普段はどのようなトレーニングをされているのですか。

「走ってもいますし、ジムでのトレーニングもやっています。ただ、(トレーニングでは)例えばお尻だけとか、一つの筋肉だけを重点的に鍛えるということはやっていないです。私は速い球を投げられるようになりたいので、肩関節や肩甲骨周りを柔らかくするような、ストレッチ系のトレーニングのほうが多いです。また、体幹のトレーニングを行うこともあります。ただ重いものを持ち上げるためだけの筋肉ではなく、実際の競技で使える筋肉をつけたいです」

――いろんな競技をやっている人たちと競い合うことに関しては?

「私は『競う』というより、『学んでいる』という感覚のほうが強いです。実際にやりながら、こうやって体を使うんだって。ほかの選手の動きをみて、それを盗みたいなと思いました。ハイパーリーチは呼吸を止めてやっている方がいて、私もマネをしてみました」

――スポーツができる女性が評価される時代になってきました。

「うれしいです。この時代に生まれてきてよかったです(笑)。もっとこういう場が増えていけばいいなと思います。運動する女性は美しいということを広めていければと思います」

――スポーツ万能であることをコンプレックスに感じたことは?

「私は男の子に交じって野球をやっていたので、コンプレックスというより、それを強みに感じていました。それがあったからこそ、今の私があるので。ただ、どうしても強く見られがちで(苦笑)。一人でいても平気でしょと(苦笑)。そこは少し残念なところです。ですが、こういった番組をきっかけにして、運動する女性が増えてくれればいいなと思います。汗をかくことで嫌なことも忘れられるので、いいリフレッシュ法にもなると思います。ぜひ何かの運動を始めてほしいです」

<オンエア情報>
11月16日(木)深夜1時26分

今回は“超人ハムストリング女子”の決定戦!
要はもも裏の筋肉が一番強靭な女子が決定する!
競技は…番組オリジナルの「ハイパーリーチ」。

挑戦者:東あずさ/飯端美樹/稲村亜美/杉山しずか/田上舞子/田村友絵/津吹アイリ/宮河マヤ