脳を活性化するストレッチはありますか?【長畑芳仁のストレッチの教科書 第22回】

頭をすっきりさせるストレッチならあります

「活性化」の定義にもよると思います。頭をすっきりさせるために脳の血流をよくしたいということなら、首や肩の凝りをほぐすのもひとつの手段です。脳に血液が行き渡ったような感覚になり、すっきりします。

ただ、これはあくまで「感覚」による部分が大きいと思います。肩が軽くなり、確かにすっきりしたような気がしますが、肩凝りに悩まされている人は脳に血液がいっていないかといえば、そんなことはありません。脳には常に一定の血液がめぐっているはずです。

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ここで重要なのは「気持ちいい」と感じることです。気持ちよさを感じることで、頭はスッキリするものです。ただ、「気持ちがいい」だけでは、眠りのほうに引き寄せられていく場合もあります。

すっきりさせることではなく、覚醒感を求めるのならば、アクティブストレッチが効果的です。体は脳からの命令によって動きます。アクティブスチレッチで神経系を活性化させることで、シャキッとした覚醒感を得ることはできるでしょう。

長畑芳仁(ながはた・よしひと)
1960年、大阪府出身。 特定非営利活動法人日本ストレッチング協会理事長。日本体育協会認定アスレティックトレーナー。 帝京大学講師。早稲田大学教育学部卒業、順天堂大学大学院体力学専攻修了。 2001年「すとれっち塾戸田公園店」開設。専門分野はアスレティックトレーニング、スポーツ科学、アスレティックリハビリテーション。リコーラグビー部など、多数の社会人・大学チームのストレングスコーチ、および日本代表ボートチームのフィジカルサポートなどを務める。「ストレッチまるわかり大事典」(ベースボール・マガジン社)「アクティブBODYストレッチ」(日東書院)など著書多数。
日本ストレッチング協会HP