【胸肉365 vol.124】ふるさとの食文化 vol.4 恵方巻き 




ボディメイクに欠かせない鶏の胸肉を、おいしく簡単に味わえるレシピを毎日更新!
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日は胸肉を使った恵方巻きをご紹介。

始まりは節分から。2018年の恵方は南南東!

胸肉365で作る「恵方巻き」はもちろん胸肉です。卵で具材を巻いて焼き、最後に海苔で巻きました。鶏肉で巻いて作る方法もありましたが親子巻きで手軽に食卓で楽しめ、お弁当にも入れられるように考案しました。ふるさとの食文化豆知識!
恵方巻き(えほうまき)とは、節分に恵方を向いて無言で食すると縁起が良いとされる巻寿司のことです。由来は関西にあります。江戸時代から明治時代にかけての大阪の花街で節分をお祝い商売繁盛を祈願し始まったとされています。花街の商人、芸子たちが節分に芸遊びをしながら商売繁盛で七福にちなんで、7つの具を入れて巻き、恵方を向き一気に幸福になり、商売繁盛するように「一気食い」する面白い風習です。2018年の恵方は南南東です。是非お試し下さい。


材料/胸肉、はんぺん、カニカマインゲン、卵、海苔
調味料/塩、鶏出汁

①具材を縦長に用意する

※始まりは節分から。2018年の恵方は南南東!

②胸肉はスライスし、熱湯に入れ火を止め熱をいれておく

参考:お米で作るときの恵方巻き

③卵2個用意

④塩小さじ1を入れ混ぜる

⑤胸肉に火を通した時の鶏出汁を大さじ1入れ混ぜる

⑥卵焼きを作る要領で、縦長に切った胸肉を入れて巻きながら焼く

⑦カニカマを入れて巻きながら焼く

⑧はんぺんとインゲンを入れて焼く

⑨すべて巻いて焼いく

⑩アルミホイルでしっかりと巻いて整形し冷ます

⑪海苔を表裏あぶる
※湿気が抜け、香りが豊かになり、パリッとします。

⑫アルミホイルから取り出し、海苔をしっかり巻く

⑬端を落とし断面が見えるようにする

【完成】

きれいな断面を見ながら恵方を向いて一気に食べましょう。幸福か一気に舞い込んでくることでしょう
※本来は7種類の具材を入れます。お好みで野菜7種類入れるのもいいです。

ジューシー胸肉の作り方はこちら。

料理・撮影・スタイリング・文/やまなか順子‵

ふるさと生活・健美食研究家、133代奄美観光大使。奄美群島の100歳長寿の生き方や知恵、食文化、民俗学、シャーマニズムなどを17年間取材・撮影。その活動のなかで古来からの自然調味料、月の満ち欠けのリズムに合わせた食生活や旬食材の調理法を学ぶ。伝統文化を体感する島旅「あまなび」や「長寿の島のさしすせそ展」「島ちょく!」など、地域ブランディングプロデューサーとしても全国で講演活動、イベントを展開中。