【胸肉365 vol.023】もやし×塩昆布でナムル




ボディメイクに欠かせない鶏の胸肉を、おいしく簡単に味わえるレシピを毎日更新!
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日のメニューは、もやしと塩昆布を使用したナムル!

シャキシャキのもやしとの組み合わせが食欲をそそる

美肌、疲労回復、貧血予防に効果的なもやしは、大きく分けて3種類あります。「大豆もやし」「ブラックマッペ」「緑豆もやし」。大豆もやしは栄養素を多く含み、発芽する豆にカリウム・食物繊維・ビタミンBが多く、他の2種に比べて2倍もあります。ですが、緑豆もやしに多く含まれる「モリブデン(ミネラルに分類される栄養)」は酵素になる働きがあり尿酸の生成を促す効果があり、鉄分の利用を促す作用があることから、貧血も予防します。

もう一つ魅力的な栄養素は「アスパラギン酸(アミノ酸の一種)」。大豆などの豆類、もやし、サトウキビ、アスパラガスなどに多く含まれます。この栄養素はタンパク質の合成に関わりカリウムやカルシウムなどのミネラルと結合し細胞に運ぶ働きがあり、疲労回復、肌の潤いを保つ効果などもあります。


今回の材料はもやしと塩昆布。調味料にはごま油を使用します。


①もやしをさっと10秒、強火で炒めます。

②ボールに取り出し、塩昆布小さじ1を入れる。

③ごま油小さじ1をいれ和えるだけ。

④ジューシー胸肉を入れればできあがり。余ったナムルは、保存ビニールに入れておくと味も浸みて便利です。

【完成】

塩昆布とごま油だけで、美味しい焼き肉屋さんのナムルに。シャキシャキの歯ざわりで家計にも優しいメニューです。

料理・撮影・スタイリング・文/やまなか順子‵

ふるさと生活・健美食研究家、133代奄美観光大使。奄美群島の100歳長寿の生き方や知恵、食文化、民俗学、シャーマニズムなどを17年間取材・撮影。その活動のなかで古来からの自然調味料、月の満ち欠けのリズムに合わせた食生活や旬食材の調理法を学ぶ。伝統文化を体感する島旅「あまなび」や「長寿の島のさしすせそ展」「島ちょく!」など、地域ブランディングプロデューサーとしても全国で講演活動、イベントを展開中。