「それぞれのマッチョの道」マッチョ29③【人物クローズアップ「筋の旅人」】




マッチョバスツアーやマッチョカフェといった斬新な企画で注目され、今やメディアから引っ張りだこになった話題の美BODYエンタメ集団・マッチョ29。11月21日にはついに、赤坂BLITZにも進出。そんな勢いに乗るマッチョ29より、コアラ小嵐さん、植田知成さん、高橋直人さんが初登場。インタビュー第3弾の今回は、マッチョ29を離れたときの横顔についてききました。
左よりコアラ小嵐さん、植田知成さん、高橋直人さん

すべてに全力投球です

――今回は、それぞれに違う質問をぶつけていきますね。まずは、コアラさん。芸人さんとして、ネタはどうやってつくっていますか?

コアラ 僕が所属する超新塾は6人グループなんで、6人で集まって会議ですね。僕はあとで入ったんですが、なんだかんだでもう6年やってます。メンバー内で先輩・後輩はありません。もちろん、最低限の年上・年下っていうのはありますけど、それぐらいで。

マッチョ29のステージでは、ボケ、ツッコミなどすべてをこなすコアラ小嵐さん(右は高橋さん)

――今後も当然、マッチョ29と両立させていくと?

コアラ もちろん!

――続いて、植田さん。メンバー唯一の“パパマッチョ”ですが、いいお父さんですか?

植田 ぶっちゃけた話、自分で点数を付けるとしたら、赤点ギリギリの40点。ちょっと低めですね。正直、妻に任せっきりのところもあって、息子のことを全部知ってるかと言われたら、あやふやな部分があるんで、そこらへんは申し訳ないなぁという気持ちがありますね。もちろん、その都度の話し合いは家庭内でしてるんで、把握するようにはしてますけど。

トークでパパマッチョをいじられることもしばしばの植田さん

――大会前になると食事制限もあると思いますが、家族の食事はどうしているんですか?

植田 そもそも僕は、マッチョじゃなかったんですけど、マッチョになるときに、「食事は自分でつくるわ」って言ったんです。妻もコンテスト選手をやってた時期があったんで、理解はあります。彼女も経験者なんです。

――最後に、高橋さん。野球経験者だそうで……。

高橋 そうですね。小学校3年生から大学1年生まで、部活に入ってまして、野球ひと筋でした。成績的にはいいものを残せていませんけど、試合には出られるぐらい。小学生のときはキャッチャーで、中学生はショート。高校でピッチャー。バラバラです。

小学生の時から大学1年まで野球をしていた高橋直人さん

――野球少年がなぜ、筋肉のほうに方向転換したんですか?

高橋 大学のときにピッチャーをやろうと思って、野球部に入ったんですけど、右肩をケガしてしまって。大学にトレーニング室があって、そこで記録をつけながら筋トレをやってたら、数字どおりに体に返ってくるのが楽しくて。ハマったので、部活を辞めて、ウエイトに賭けました。「野手になれ」って言われたんですけど、野手はなんか嫌だったんです(苦笑)。自分はピッチャーをやりたかったんですよ。

――未練はなかったのですか?

高橋 そうですね。未練なく、やめられました。草野球は今もやってて、本気でやれる場はあるんで、それで十分かなって感じです。もともとプロを目指したりとか、そういうレベルじゃなかったんで、すぐに切り替えられました。今は、マッチョ29の一員として全力投球の日々です!

ステージが終わっても続くファンサービス

 
聞き手/伊藤雅奈子 撮影/神田勲