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10時と3時のおやつはプロテイン!【筋トレ女子会 ぶっちゃけトーク! Vol.1】




近年、ジムなどではトレーニングに励む女性の姿がわりと頻繁に見られるようになった。それも軽いダンベルでちょこちょこっと済ますような運動ではなく、男性顔負けの重たい重量を扱ってシリアスに鍛え込む女性が増えている。そんな筋トレ女子は、いったいどんな日常を送っているのか。ゴールドジムに通うキャリアウーマンの酒井さん、コンテスト出場経験もあるOL、花しずかさんにそのディープな世界を語りあってもらった。(聞き手/VITUP!編集部)

――まずはトレーニングを始めるようになったキッカケからお願いします。

花 私はもともとテニスのミックス(混合ダブルス)をやっていたんです。本来テニスは紳士淑女のスポーツなんですが、なかにはマナーが悪い人もいるんですよ。女性相手に強打する人とか。力では女性は男性にはかなわないじゃないですか。技術では勝っていても、男性にバコッ!と打たれたら、もう打ち返せない。

酒井 勝負の世界ではあるんでしょうけど…。

花 そう、勝負の世界ではあるんですが、マナーが悪い人にはすごくイラっとして……。技術があったとしても、ある程度の体力がないと、やっぱり勝てないんです。「心技体」という言葉がありますよね。「心」と「技」はあるのに、そこに「体」がついてきていない。そこでコーチにトレーニングするよう指示されて、嫌々始めたんです。

――あ、最初は嫌々だったんですね。

花 でも、トレーニングを始めたら体が変わってきて、だんだん楽しくなっていった。そして「どうせなら本格的にやってみよう!」と思うようになりました。ただ、最初は知識がないから、プロに教わるのが一番いいだろうと。そこでパーソナルトレーナーさんがいるジムを探して、通うようになったんです。さらに体が変わっていきましたね。

花しずか
1986年8月17日、東京都出身。トレーニング歴は約2年。コンテスト出場を機に“筋肉の世界”にガッツリはまり、「10時と3時のおやつはプロテイン」という筋トレ大好き系OL。趣味は映画鑑賞、テニス、格闘技。好きな種目はベンチプレス

――コンテスト出場経験があると聞きました。

花 トレーナーさんから「明確な目標があったほうが、より楽しく取り組めますよ」と出場を勧められたんです。非日常的な感じがして、楽しかったです。コンテストを通して仲間もできました。仲間の人たちと一緒にトレーニングしたり、お話をしたりするのがすごく楽しくて、今では“この世界”にどっぷりはまっています。酒井さんはどういうキッカケでトレーニングを?

酒井 運動はずっとやっていたんです。中学まではバスケットボール、高校、大学ではバレーボールをやっていました。社会人になってからは仕事が忙しくなったので10年ぐらい運動から離れたんですが、これではいけないと思って走るようにしたんです。

――軽いジョギングを始めたんですね。

酒井 いえ、休みの日に20㎞くらい走っていました。板橋からリュックを背負って、七里ヶ浜まで走ったこともあります。80㎞ぐらいあるんですよね。

花 ええー!?

酒井 パンが大好きで、美味しいパン屋さんをネットで調べては、自宅から20km圏内のお店には走っていっていました。20km以上離れた場所にあるお店だったら、途中までは電車で向かって、だいたい20km 圏内まで近づいたところで駅に降りて、そこから走って向かっていました。最後は絶対に走ってゴールするぞって。

花 ああ~、なるほど!

――なるほど!? ここは共感ポイントなんですね。

酒井 で、走ってたんだけど、30歳をちょっと過ぎたころに一生に一度のダイエットをしてみようと思ったんです。憧れのエステ通い。運動をずっとやっていると、エステとかダイエットとかってやらないですよね? やってはいけないもの、という認識はありました。自分はそっち側の人間ではない、ガタイがよくてなんぼ、みたいな。

花 その感覚、わかります。

酒井 私はそっちの世界に行ってはいけないんだと思っていたんだけど、一生に一回くらいはやってみてもいいんじゃないかって。それでエステ行って。私は身長が167cmあるんですけど、46kgくらいまで体重を落としたんです。

花 ガリガリ!

酒井 ほんと、めっちゃガリガリになっちゃって。でも、エステのコンテストに出て賞をもらって、ビフォーアフターの写真がチラシにも載って。そこで「もういいかな」みたい気持ちになって。それでまた走り始めたんですけど……。

――走るの好きですねえ…。

酒井菜穂子
1976年9月24日、熊本県出身。普段は金融系の企業に勤めるキャリアウーマン。トレーニング歴は約3年。“巨乳”になるべくインクライン・ダンベルフライで大胸筋上部を強化中。趣味はDIY、アロマキャンドル作り、石鹸作りと気になるものはなんでもやってみる性格であるも、熱しやすいが冷めやすく…。「ただ、トレーニングだけは長く続いています!」

酒井 だけど雨が降った外を走れないから、ジムに通うようにしたんです。集中してトレーニングをやりだしたら、ちょっとムキムキになって面白くなってきた。それで“この世界”に浸り始めて、今に至る。

花 正しくやれば、体は絶対に変わってくる。すぐに変わる人もいれば、ちょっと時間がかかる人もいる。でも、努力は絶対に実りますからね。といっても、「もうこれ以上はマッチョになれません」という領域はまだまだ遠いです。

――ちなみに、パウダー状のサプリメントを飲むときは直に口に入れます? いわゆる「ビルダー飲み」って、やってます?

酒井 私、サプリはあまり摂らないんです。飲んでいるのはプロテインくらいです。それも大した量は摂っていません。面倒くさがり屋なんですよ。

花 タンパク質はどうやって摂取してるんですか。

酒井 基本、食事がメインです。でも、そんなに量は摂ってないですね。外食ではお肉を優先的に選ぶようにはしていますけど、鶏のムネ肉ばっかりを食べているわけでもないですし。まあ、プロテインは会社に常備はしてありますが。

花 私も会社にプロテインを置いてます。流し台の下は私の私物ばかり。プロテインとBCAAとミネラルウォーターはそこに置いてある。10時と3時のおやつはプロテイン。そこでシャカシャカして飲んでいます。
(つづく)