デスクワークで体重が減らない? 自分の食生活の弱点とは【川﨑泰代の美筋食 第26回】

「走るフードコーディネーター」川﨑泰代さんに体づくり、健康づくりのための食事と栄養について教わる連載。身近なテーマに関する質問に答えてもらいます。今回のテーマは、デスクワークと残業続きで体重が増えてしまったときに気をつけること。

Q.普段はデスクワークで運動量が少ないのですが、ご飯は人並みに食べてしまいます。最近は帰りに一駅ぶん歩いたり気をつけて運動するようにしていますが、体重は増える一方です。残業で遅くなる日は会社で間食を取ってなるべく夕食を少なくするようにしていますが、もっと上手な食事のとり方があれば知りたいです。

A.ウォーキングや運動を意識して行なっているのであれば、体重が増えている原因は、筋肉量の増加かもしれません。デスクワークで普段の運動量が少ない人ほど気をつけて体を動かされている方も多いと思います。ご飯を人並みに食べていらっしゃって、運動をされているということは、筋肉量の増加で体重が増えているということも考えられます。ダイエットのためにマラソンを始めて、食事面も気をつけているのに始めはなかなか体重が落ちないという方も多くいます。ですが、そういう方も最低3ケ月は様子を見ると、その後から体重の増加は筋肉量が増え、体脂肪が減っていることに気づきます。

または、運動量よりも摂取カロリーの方が多いということも考えられます。ご飯を気をつけているということであれば、もう少し量や質を見直すためにも食事ノートをつけてみてはいかがでしょうか。毎食食べたものを記録するだけ。間食もです。携帯でも管理ができますし、写真を撮っておくだけでもいいです。3ケ月くらい続けると、自分の弱点が見えてくると思います。それでも体重が減らない方というのは、細かいことですが、油や砂糖の摂取量が多いということがあります。サラダにかけるドレッシングの量や、コーヒーに入れる砂糖やミルクの量はなかなか自分では気づきづらい原因のひとつです。

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なるべく間食を取って夕食を少なくしているという点はとてもいいことだと思いますが、その間食がどのようなものかによって話は違ってきます。たとえば、スナック菓子や甘いお菓子というのはエンプティフードといって、ただお腹を満たすだけの食べ物は、栄養価が少なく、夕食を少なくしたとしても間食のカロリーが高いので、太る原因になります。

今日は残業だということが分かっているのであれば、間食でスナック菓子などを食べるのではなく、おにぎりなど腹持ちのよいものを選んで、家に帰ってからは少量を摂るようにする。もしくは摂らないのも一つの方法だと思います。間食が菓子だと後々お腹が空いてしまって、夜遅くにドカ食いになってしまいますので、夕食が10時過ぎてしまう場合には、ご飯は控えて、おかずも揚げ物類は控える。少ない量のご飯でも、お茶漬けにしてカサ増しするなど、より満足感を得る工夫をすることも大切です。デスクワークの方はなかなか早い段階で結果は出づらいと思いますが、本当に体重が減るような食生活をしていれば、必ず体重は減っていきますので、焦らずに続けてくださいね。

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