受験勉強の疲れは夜食で解消?【川﨑泰代の美筋食 第29回】

「走るフードコーディネーター」川﨑泰代さんに体づくり、健康づくりのための食事と栄養について教わる連載。身近なテーマに関する質問に答えてもらいます。今回のテーマは受験生の夜食について。

Q.部活を引退した高3の娘が、夏休みに入り受験勉強に励んでいます。食欲はなかなか衰えず、夕食の後に夜食を食べることも多いです。最近ぽっちゃりとしてきた気がするのですが、夕食を遅くして夜食は控えたほうがいいのでしょうか。もしくは夜食におすすめのメニューがあったら教えてほしいです。

A.これは部活を引退した後の、とくに女子に多い悩みですね。10代は特にこれから身体ができあがってくるお年頃ですから、必ず抱える問題だといっても過言ではありません。食欲はなかなか減退することはないですが、もう部活を引退しているので夜食を食べる必要はありません。まずは夕食をしっかりと摂っているかということをもう一度見直してみましょう。夜食を食べてしまう原因のひとつとして、夕食をしっかり摂れていないということが考えられます。まずは夕食の時間よりも、内容を見直してみてください。

どうしても夜食に何か食べたいということであれば、少量のドライフルーツやナッツ類(大さじ1程度)、それでは物足りないのであれば、まずはおじや、おかゆ、素うどんなど消化のいいものを少量食べる。それも少しずつ量は減らし、最終的には夜食を摂らなくてもよいようになるといいですね。

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私が夕食後に小腹がすいてしまった場合や、夜中に作業することがあるときは、ホットミルクにはちみつをプラスして甘くしたものを飲んでいます。そうすると、固形物を食べなくても、胃に膜が張ったような感じになって、満足感を得ることができます。ホットココアもいいですよ。また豆乳にきなこを混ぜて温めたものを飲むこともあります。ヨーグルトにはちみつをかけて食べるものもいいですね。受験勉強中でどうしてもイライラしてしまうこともあると思いますが、乳製品に含まれているカルシウムを摂ることで、イライラを抑えたり、甘いものを体に入れることで集中力も上がると思います。

夜食が一概に悪いとは言えませんが、太る原因にもなってしまうので、摂るものに気をつけましょう。

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川﨑泰代(かわさき・やすよ)
フードコーディネーター。アスリートフードマイスター。食育インストラクター。IHクッキングクリエーター。小学生のころよりバレーボールを始め、以来スポーツが生活に欠かせないものとなる。「走るフードコーディネーター」として、自らもフルマラソンに挑戦するなどアスリートとしての顔も持つ。自身の経験から「強い体と心は『食事』で作られる」と言うコンセプトのもと、一般アスリートからトッププロまで幅広く食事を指導。現在はサッカーJリーグU-18育成選手の食事指導にもあたっている。テレビ、ラジオ、雑誌などメディアでも活動している。
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