【岡部友の“天使への階段”第8回】Fitness Angelを終えて

“美尻のカリスマ”岡部友さんによる連載コーナー。今回は7月25日に行なわれた「Fitness Angel」を振り返ってもらい、来年への思いを聞きました。VITUP!が潜入した、当日の舞台裏の写真も公開します!

「Fitness Angel」をもっと面白い
エンターテインメントにしていきたい

――今年の「Fitness Angel」を振り返っていただきたいと思います。4月末のオーディションから始まり7月25日のShowまで、1年前とはどのような変化を感じましたか?

岡部:去年は共感していただき応援してくれた仲間でつくった「大人のお遊戯会」みたいなものだったと思います。それくらい自分たちの手づくりで運営したイベントでした。今年は2回目なので少しステップアップというか、イベント会社に協力してもらって、プロモーションもしていただけたので、より多くの人に伝わったかなと思っています。

――オーディションには10代から50代まで、幅広い年齢層の方が参加してくれましたね。

岡部:10代から50代までオーディションに参加してくれた方の年齢層が広がったということは、それだけ多くの層の共感を得られているのかなと感じましたね。他人と比べるのではなく、以前の自分と比べるという私が伝えたいことも伝わっているのかなと思いました。想いが伝わったことが実感できて嬉しかったです。オーディションなので選ばなければいけないのですが、参加した人は出ることによって自信になった部分もあると思うし、行動を起こしたということが大事なので、あの場に来てくれた参加者の人たちは、みんな大きな一歩を踏み出したんだと思います。

――ファイナリストに選ばれた方々は、似たようなタイプばかりではなくて非常に個性的でした。どういうイメージを持ってセレクトしたのでしょうか?

岡部:オーディションなのでトップ15のお尻を選んだと思われがちなんですけど、必ずしもそうではないんです。今回はShowなのでストーリーを持たせたかったんです。

――ストーリーですか。

岡部:たとえば40代でShowに出た井口はるこさん。オーディションにはたくさんの人が参加していたので、それぞれ魅力的な人はたくさんいました。だけど、お尻がすごいトップ15を選んだわけではなくて、40代であんなに頑張っている姿を見てほしい。そういう思いもありました。実際、井口さんは、4~7月で体重も相当増やして、自分と本気で向き合ってお尻のトレーニングも一生懸命頑張っていました。そういうストーリーを伝えたかったんです。あとはキャラクターという部分もあります。Showとしてやっていくので、協調性やポジティブなオーラというのも見ていましたし、オーディションで突拍子もないことをやってしまうような子は、みんなを盛り上げてくれるだろうなって考えたりもしました。

本番直前の慌ただしい舞台裏
控室でのゴムバンドでお尻を鍛えるエンジェルたち

――では当日のShowはどのように評価していますか?

岡部:練習とはいろいろと条件や環境が違ったので、エンジェルたちはみんなすごく大変だったと思います。

――条件や環境が違うというのは?

岡部:練習していたステージと、実際の会場のショーステージでサイズ感が違いました。また、当日は階段を上がってステージに行くんですけど、そういう練習はしていないのです。ちょっとずつ違う部分があったので、本番当日にリハーサルで合わせてという感じでした。全員が羽根をつけるとステージに1列で並べないとか、そういういろいろ難しい条件もあったので、本番は余計にみんなで協力し合ってチーム感を出したというのもありましたね。

――エンジェルたちは普段は人に見られる仕事をしているわけではないのに、すごく堂々としていたのが印象的でした。

岡部:堂々としていたというのは、日頃の運動からきているものだと思います。Showの練習ではダンスの練習もするんですけど、経験があるエンジェルはすぐに習得する一方で、ダンスをやったことがない子はなかなかできない。実はできないエンジェルたちは、スタジオを借りて自分たちで集まって自主練をしていたんです。そういう練習量が自信になって、本番でも堂々とできたんだと思います。

――来年の3回目はさらに期待も大きくなると思いますが、ビジョンは描けていますか?

岡部:今回はブラジルのブンブン(「ミス・ブンブン・ブラジル」優勝経験者のカリーネ・ブラガ・フェリザードさん)を招待したのですが、頭の中にはアジア対抗というのもありました。アジア人としての骨格のコンプレックスをなくする。アジア人の細い体型でもこれぐらいグラマラスになるんだよというのを見せたい。そういう意味でも「Fitness Angel」をアジアに広げていきたいなという気持ちはあります。

――さらにスケールアップしそうですね。

岡部:ただ、大会を重要にしているというよりは、認知度を上げて知ってもらうことと、女性が見ても男性が見ても面白いものしていくことですね。女性がこの大会を目指すというよりは、ちょっと運動を頑張ってみようかなって背中を押せるようなイベントしていきたいので。女性らしい健康的な美しさというコンセプトはありつつ、何か面白いエンターテインメントにしていきたいと思っています。

撮影・保高幸子 取材・佐久間一彦

岡部友(おかべ・とも)
1985年12月6日、横浜市生まれ。株式会社ヴィーナスジャパン代表取締役。高校卒業後、アメリカで運動生理学、解剖学を学び、フロリダ大学在学中に、プロアスリートに指導できるスポーツトレーナーが保持するNSCA‐CSCSの資格を取得。帰国後、女性専用パーソナルトレーナーを経て、2016年3月、女性専用のフリーウェイトジム「Spice up Fitness」を東京・南青山にオープン。2017年9月には原宿に2店舗目をオープンした。“美尻のカリスマ”として女性を中心に絶大な支持を集める。