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夏休みの宿題って必要ですか?【編集部員コラム「気まぐれVITUP!」】by副編集長:木村




VITUP!副編集長の木村です。

あっという間に9月も1週間も過ぎてしましましたね。本当に早い。

8月末といえば、夏休みの宿題の追込み時期。
学生のみなさん、無事に宿題を終えることができましたか?
あるいは親御さんのみなさん、お子さんは無事に宿題を終えることができましたか?

もう30代になってしまい宿題とはだいぶ縁のない私たちなので、よく「宿題は計画的にやった派?追い込んで最後にやった派?」なんて話題になりますよね。多くの人が「追込み派」のなか、私は「やらない派」でした。そもそも中学生くらいのときは、宿題なんてやってなかったんです。ただのダメな子じゃん、反抗期か!?と思われるかもしれませんが、中学生なりにちゃんと考えとか思いがあったんです。

当時の自分の感じ方ではありますが、本気で生徒たちのことを考えて勉強を教えたり、必要に応じて課題を課してくれる先生はいませんでした。いい先生もいましたけどね。
だから夏休みの宿題なんて、英単語を何回書けやら、教科書の本文を書き写せやら、国語なら漢字を何回書けとか……そういった単純作業みたいなものばかり。

なぜそれをやらなくちゃいけないのか?
それをやることでどうなるのか?
それをしっかり説明した上で私たちに課す先生はいませんでした。

幸いなことに私は子どもの頃から英会話スクールに通わせてもらっており、また教科問わず暗記することが好きだったりしました。
だから、すでに読み書きできる英単語・英文や、国語の漢字をなぜ何回も書いて提出しなきゃいけないのか?まったく理解できなかったし、常に疑問を持っていたんです。

夏休みを終え、宿題を提出する際に先生が言います。

「なんでやってきてないのか?みんなやってるよ。やらなきゃ、通知表の成績落とすよ」

あぁ、アホらしいなと。いったい誰のための、何のための宿題なんだろう。
学校なので、それぞれの能力が違うとはいえ、ある程度全員に同じ課題を半強制的に課さざるを得ないのはわからなくもないのですが、そこに疑問を感じたり、どうにかそれぞれに合った指導を考えようとする先生はいないのか……と、中学生ながらに感じていました。自分の中学時代はもう15年前の話ですが、今の教育現場の話をたまに聞くと変わっている部分もあるけど、相変わらずだったりもするようです。

その頃から、自分に必要なことは自分で考えてやる、そんな生き方が身についた気がします。

これ、トレーニングにも同じことだと思っています。
必要だと思えばやればいいと思いますし、必要性を感じてないならやらなくてもいいと思います。誰かにやれとか、「オマエは太ってるから痩せろ」とか言われながらやるのって嫌じゃないですか?

仕事だって同じで、上司だろうがお客さんだろうが、「やれ」って言われながらやるよりは、自分がやりたい・必要だと思うことをやったほうが心身ともにプラスになると思うんです。(もっとも、それを主張するためには、「やれ」という仕事を着実にやって信頼とか実績をある程度積み重ねることが前提ではありますが)

VITUP!では「カラダづくり」などをテーマに様々な情報や理論、考え方などをお届けしていますが、「日本のみなさん、いいカラダ作れ」なんて偉そうに言うつもりはありません。いろいろな考え方や方法がある中で、もし自分にビビっときたものを参考にしながら、必要だと思うことを取り入れていただければと思います。

ということで、これを書いている現在は金曜の夜。
お腹も空いてきたので、ラーメンでも食って帰りましょう。

前回のコラムで痩せると宣言したのにラーメンか、って?
いいんです、1週間の仕事でたまった疲れを一気に癒すのは、金曜の夜に好きなものを食べること。脂ぎっとぎとのラーメンを食べること。それが今の自分に必要なことなんです!

某千葉県のラーメン。私が人生で一番食べているラーメン

 

木村雄大(きむら・ゆうた)
1986年11月20日、愛知県出身。千葉県鎌ケ谷市で学生時代を過ごし、柏南高校を経て獨協大学へ。IT企業に就職後、2015年4月にライトハウスに入社。スポーツの書籍の編集、エンタメ誌の記事執筆などを行う。
Twitter→@Caesar17_yk