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すべての人に走る楽しみを。日本陸連の新プロジェクト「JAAF RunLink」とは?




公益財団法人日本陸上競技連盟が、市民マラソン大会の統括・支援、個々人のライフスタイルに合わせたランニングを楽しめる環境・機会を提供することを目的とした新プロジェクト「JAAF RunLink」を発足しました。

「JAAF RunLink」は、トップアスリートの育成・強化に注力してきた、競技陸上中心のこれまでの取り組みに加え、競技団体としての新たな役割として、すべての人がすべてのステージにおいて陸上競技を楽しめる環境をつくるという「ウェルネス陸上」の理念の実現に目指し、発足されたプロジェクトです。

現在、全国各地で開催されている約2,000~3,000にものぼる市民マラソン大会や行政、企業といった、あらゆるステークスホルダーとの連携や、数千万人とも言われるランナーデータを一元化したデータベースを構築し、そのビッグデータを活用していくことで、ランニング人口の拡大および、ランニング・健康市場の活性化を目指した取り組みを行なっていきます。

【JAAF RunLinkによって行なわれる、今後の主な取り組み】
① 「JAAF RunLink加盟大会」への加盟を通じて、大会の安全・安心な環境作り
・統一の運営基準によるラベリング制度
・共通サービスの利用(※保険の導入は2018年12月予定)
・JAAF RunLinkプラットフォームへの参加

② ランナーデータを一元化した「JAAF RunLinkプラットフォーム」の構築・活用

③ 企業・団体に対する取り組み
趣旨に賛同する企業団体であれば、1業種1社の排他的なスポンサーシップ制度ではなく、同業種問わず参画できる、賛助会員制度の採用。

【プロフィール】
●JAAF RunLinkチーフオフィサー・早野忠昭(はやの ただあき)
一般財団法人東京マラソン財団事業担当局長・東京マラソンレースディレクター/日本陸上競技連盟 総務企画委員/国際陸上競技連盟 ロードランニングコミッション委員/スポーツ庁 スポーツ審議会 健康スポーツ部会委員/内閣府 保険医療政策市民会議委員
高校時代は800mのインターハイチャンピオン。筑波大を卒業後、教員となり、その後渡米し、スポーツメーカーに勤務。東京マラソンには第1回から関わり、ワールドマラソン・メジャーズ入りに尽力。

●JAAF RunLink アドバイザー・茂木健一郎(もぎ けんいちろう)
1962年生まれ。東京都出身。理学博士
東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現在に至る。専門は脳科学、認知科学。

●JAAF RunLink アドバイザー・堀江貴文(ほりえ たかふみ)
1972年生まれ。福岡県出身。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。
現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュース、また予防医療普及協会としても活動するなど幅広く活躍。

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