Seventeen専属モデルのアリスが闘う理由

「ミスセブンティーン2018」に選ばれてSeventeen専属モデルとなった15歳の女子中学生アリス。スラリと長い手足の超新星は、意外や意外、キックボクシングの名門・伊原道場に通う闘うモデルでもあった。お忍びで格闘技を習う芸能人は珍しくないが、どうやら彼女はプロデビューをする本格派のようだ。なぜ闘うのか。怖さはないのか!? アリスに闘う理由と体を動かす目的を訊いた。

「キックボクシングをやらないと
体がうずうずしてしまうんです」

――アリスさんは、モデルの仕事をしているんですよね。

アリス:はい。学校に通いながら、モデルの仕事もしています。ミスセブンティーン2018に選んでいただき、専属モデルとして活動をさせてもらっています。

――ハキハキと話しますし、15歳とは思えないほど落ち着いています。

アリス:そうですかね。これが普通ですよ(笑)。

――ハーフなんですよね。

アリス:父が日本人で、母がイスラエル人です。

――テニスの大坂なおみ選手、メジャーリーグのダルビッシュ有選手、ハーフで活躍するアスリートは多いですね。

アリス:はい。私も、ハーフ界を代表できるようにがんばります。

――キックボクシングをやっていると聞きました。

アリス:3月3日、新日本キックボクシング協会でプロデビューします。

――えっ、ダイエット目的の趣味ではなく実際に試合までするんですか?

アリス:キックボクシングは4歳からやっていますので、ようやくデビュー戦をやっていただくことになりました。すごく楽しみです!!

――楽しみ!? 怖くないんですか?

アリス:ないですね。試合直前は怖さが出てくるかもしれませんが、今は楽しみしかないです。試合は、キックボクシングの聖地・後楽園ホールで行なわれるので、テンションが上がっています。後楽園ホールは、同じジムの先輩の江幡睦君、塁君、斗吾さん、ホポさん(リカルド・ブラボ)などカッコいいチャンピオンが試合をしている場所なので、憧れの先輩たちと同じ舞台に立てるのは嬉しいです。

――所属は大手芸能事務所のエイベックス・マネジメント株式会社と聞きました。事務所の関係者は、どんな反応なのですか?

アリス:事務所の方は、応援してくれています。ケガは心配みたいですけど、私、ケガしませんから。

――「私、ケガしませんから」ですか……。どこかで聞いたことのありそうなドラマのセリフですね(笑)。それにしてもキックボクシングは、なぜ始めたんですか?

アリス:父が空手をやっていた影響もあって、最初は兄がキックをやっていたんです。それで、いつも兄について行ってジムで遊んでいるうちに、私もやりたくなってきて始めました。途中で引っ越しがあって中断する期間もあったんですが、中学に入って戻ってきてから再開することになりました。兄は辞めましたが、今は妹もキックをやっています。

――体を動かすのが好きなんですか?

アリス:それはあります。中学の部活はバスケットをやっていましたので、体を動かすのは好きですね。でも、キックを再開した当初は縄跳びを3分間、跳べなかったです。バスケットをやっていたので体力には自信があったんですが、高く跳び過ぎたためか、まったくダメでした。キックの縄跳びは、フットワークをつけるためにやるものですが、リズムよく跳ばないといけないため、最初は習得するのが大変でした。

――試合をするためには、スパーリングもやられていると思いますが、怖さはなかったのでしょうか?

アリス:中学2年からスパーリングをやっていますが(現在3年生)、最初はまったくパンチが相手に当たらなかったので、これがキックなんだと感動しました。練習だとパンチとかキックがミットやサンドバッグに当たって大きな音が鳴るので気持ちよかったですが、スパーはまったく違います。当たらないことが悔しくて、もっとがんばろうと思いました。

――負けず嫌いの性格なんですね。

アリス:中2の11月にアマチュアキックの大会でエキシビションをやらせてもらって、すごく強い女子選手と対戦したんです。20戦くらいキャリアのある選手だったんですけど、動きが速くて、何もできませんでした。すごく悔しかったです。

――泣かなかったんですか?

アリス:泣きません。一緒にジムへ通う時、兄は自転車に乗っていたんですけど、私はいつも走って追いかけていたんです。もう毎日泣きながら、兄について行っていました。そこでメンタルを鍛えられたのか、泣かなくなりましたね。

――一応、確認しておきますが、キックはダイエット目的のモデル活動の一環のためではないんですか?

アリス:習慣です。生活の一部というか、なくてはならないものです。キックボクシングをやらないと体がうずうずしてしまうんです。学校は月曜日から金曜日までですが、ジムは日曜日以外、モデルの仕事が入っていなければすべて通っています。

――そこまではまっているんですね。学校の友達は、キックボクシングをやっていることに対して、どんな反応をしていますか?

アリス:驚く友達もいます。男子は、ちょっとビビっているかもしれませんね(笑)。

――ちなみに学校ではなんて呼ばれているんですか? チャンピオンとか(笑)?

アリス:(笑)普通に、『アリス』とか。苗字は高橋というので、『高ちん』とかです。

――そこは普通の女子中学生なんですね。最後に将来の夢や目標を教えてください。

アリス:夢ですか……、はい。芸能の仕事は、モデルだけではなく女優にもチャレンジしてみたいです。キックでは、やはりチャンピオンになりたいですね。

★アリスさんが試合をするのは、新日本キックボクシング協会「MAGNUM49」(2019年3月3日(日)、東京・後楽園ホール)。詳細は、こちら

 

【追記】
3月3日のアリスさんのデビュー戦は、3-0でアリスさんが判定勝利を収めました。