コンビニ弁当の組み合わせ~お好みの幕の内、三元豚のねぎ塩カルビ弁当編~【川﨑泰代の美筋食 第60回】

「走るフードコーディネーター」川﨑泰代さんに体づくり、健康づくりのための食事と栄養について教わる連載。今回からは、コンビニでお弁当を買うときにどんなものを組み合わせると栄養バランスが取れるのかというテーマに沿ってお答えいただきます。初回はセブンイレブンの定番メニューから。

★お好み幕の内

まず、スポーツ選手やジュニアのアスリートの方々が、お弁当を選ぶ際に気を付けてほしいポイントとして①糖質が入っている②おかずが豊富③揚げ物が少ないことの3点が挙げられます。

幕の内弁当にはご飯がしっかりと入っているので、糖質の摂取量は問題ありません。さらに肉、魚、卵も入っているようなので、タンパク質も摂れますし、手軽に買えるお弁当としては、理想に近いメニューのひとつと言えるでしょう。お弁当だけでも必要な栄養素は摂れていますが、中に入っている副菜や野菜類が少なめのようですので、サラダや野菜がたっぷり入ったお味噌汁などを足すと、よりバランスの取れた食事になるでしょう。寒い時期や夏場にオフィスが冷えるOLさんは、生野菜よりもお味噌汁やスープなどで身体を温めながら野菜を補っていただけるといいと思います。季節や体調に合わせてサラダか汁物のどちらかを選択してみてください。

セブンイレブンさんのメニューで例を挙げるなら、わかめのチョレギサラダがおすすめです。幕の内弁当にはすでに豊富なおかずが入っていますので、サラダはシンプルなもので良いかと思います。野菜からビタミンを摂取することで他の食材に入っている栄養価の吸収率もアップしますので、お弁当だけでは足りないなというときに、いつもデザートという選択肢ではなく、栄養バランスが取れるようなプラスの一品を心がけてみてください。

 

★三元豚のねぎ塩豚カルビ弁当(麦飯)

これは豚肉が豊富に入っていますので、疲労回復効果がとても高いメニューです。しかし、これで一食を完結させてしまうと、栄養バランスとしてはあまり優れていません。プラスしたい食材は、やはりサラダなどの副菜です。セブンイレブンさんで選ぶとしたら、味わい!ローストきのこのサラダ野菜スティックなどがおすすめです。幕の内弁当にはシンプルなサラダを選択しましたが、今回はお弁当そのものに入っている食材の種類が少なめなので、サラダの具材も多いものを選んでみました。冒頭でもポイントとして挙げたように、あまり栄養の知識がないという方でもおかずの品目は栄養バランスの目安になりますので、メニューを組み合わせる際に意識してみてくだい。

あとは、カルビ弁当の食べ方として、上にネギを刻んでのせるのもおすすめです。野菜を摂れる上に、ネギやニンニク、生姜の中に含まれるアリシンは、豚肉に含まれるビタミンB1と一緒に摂取することで、より疲労回復を促してくれます。コンビニ弁当を食べるのは会社や出先が多いと思いますから、ネギをのせるのは難しいということであれば、ネギが入ったお味噌汁や生姜の入った一品をプラスの一品として選んでいただいても同じような効果がありますので、疲れが溜まっているときや、運動後の食事の際にぜひ試してみてください。セブンイレブンさんには、12品目具材の和風生姜スープという野菜と生姜が同時に摂れるものもあるみたいなので、地域限定のようですがこちらもおすすめです。

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川﨑泰代(かわさき・やすよ)
フードコーディネーター。アスリートフードマイスター。食育インストラクター。IHクッキングクリエーター。小学生のころよりバレーボールを始め、以来スポーツが生活に欠かせないものとなる。「走るフードコーディネーター」として、自らもフルマラソンに挑戦するなどアスリートとしての顔も持つ。自身の経験から「強い体と心は『食事』で作られる」と言うコンセプトのもと、一般アスリートからトッププロまで幅広く食事を指導。テレビ、ラジオ、雑誌などメディアでも活動している。
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