期待の2年生・佐藤朝陽が登場!【学ボ応援団:日体大バーベルクラブ編】

学生ボディビルを応援する連載、その名も【学ボ応援団(GKB応援団)】! VITUP!の連載でおなじみ、バズーカ岡田が顧問を務める「日体大バーベルクラブ」から、今回は2年生の佐藤朝陽君が登場。日体大2年は相澤隼人君だけじゃない!

先輩にも同期にもすごい人がいる
適当なことはできない

――ボディビルをはじめたきっかけを教えてください。

佐藤:同じ学年に八巻晴太というやつがいて、彼とは高校が一緒なんです。もともと自分はトレーニングをしていましたが、ボディビルという競技に関心がすごくあったわけではありませんでした。ただ、彼が大会に出ている過程で、減量して、仕上げていって……というその姿がすごくかっこいいなと思ったんです。それで彼は、高校3位になった(2017年、全国高校生ボディビル選手権で3位入賞)。身近にそういうやつがいたこともあり、興味を持ち始めたのはその頃でした。

――部に所属する選手たちは体育学部が多いですが、佐藤君はスポーツマネジメント部ですよね。日体大を選んだ理由は?

佐藤:僕が日体に入ってこの学部を選んだ理由は、将来的に障害者とか、体が不自由な人、お年寄りに対してスポーツで何か指導できることを探っていきたいなと思ったからです。またこの部に入っていれば、競技で上を目指す事はもちろん、日常的に摂取するものなども気を使うようになります。そうやって自分で体感した良いものを伝えていければ、いいアドバンテージになるんじゃないかなと考えています。例えばですけど、トレーニングの知識があれば、ジムで筋トレしているおじさんもサポートすることだってできます。まぁいきなり声をかけるのは失礼かもしれないですけどね。

――去年は初めてボディビルの大会に出て、「関東学生ボディビル選手権」では新人4位と結果を残しました。初めての大会、大変なことも多かったのでは?

佐藤:そうですね……。正直、夏場は病みました。ジムにずっと一人で、生活は全てそれに注いでいる感じでした。それこそ夏休みは、一日中ずっとジムにいる生活が2ヶ月くらい続いて。誰とも会わない日もありましたし、なかなか友達とも遊びにいけない。そうしていると誘われなくなってくる。一人でずっと考える時間が長くて、心が折れかけたりしましたね。

2018年関東学生大会にて。中央が佐藤君(写真/ちびめが)

――学生ですし、やりたいこといっぱいあるでしょう。

佐藤:ただ、自分の周りには一緒にこの部でやっている先輩はもちろん、同期にもすごいやつがいるので、それを考えると適当なことはできないなという思いをずっと持ってやっていました。

――でも、それを乗り越えたわけですよね。

佐藤:そうですね、大切なのは自らどんどん学んでいくことだとわかりました。もちろん最初は、自分からなかなか人にアドバイスを求めたりしにいけなくて、特に減量ではとても苦労しました。ただそこで、ちょっと本当にマズイなとなったときにいろんな人、それこそ同学年の相澤(隼人)君とか、大会に出た先輩とか、時にはジムで初めて会う人にも話しかけたりして、いろんな意見を聞いて取り入れていこうと思うようになりました。

――本当に、ボディビルは精神的な鍛練が必要な競技だというのが話を聞いて実感します。

佐藤:僕自身もすごくそう思います。ただ大変な思いをした一方で、ずっと競技のことばかり考えて半年近く進んでいたので、その奥深さを感じることにもなりましたし、こういう経験は将来、絶対に役に立つというのも感じました。

――何か思っていたのと違う、ということはありませんでしたか?

佐藤:ある意味、思っていた以上に奥が深かったという印象です。人に話を聞けば聞くほど、減量でもトレーニングでも、いろんなやり方があるなと。体質によってみんな方法は違って、「自分はベンチプレスがあまり効かないからやらない」という人もいたり。なんでそんなに人によって違うのか……と考える面白さもあります。いま自分がやっているのは本当に効いていて本当にいいことなのか?と考えると、よくわかんなくなったり。

――いろいろな学びを得た1年だったわけですね。最後に、今年や今後の抱負を聞かせてください。

佐藤:今のところ、実は今後の大会出場は未定です……。実習や将来のために今自分がやるべきことに専念した上で、大会出場を考えていきたいと考えています。

取材/ちびめが 文・写真/木村雄大

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