Qダンベルとバーベル、使うならどちらがいいですか?【バズーカ岡田にきけ 第22回】

これから筋トレを始める初心者から、トレーニングを日常生活に取り入れている人まであらゆる悩みに骨格筋のエキスパートであるバズーカ岡田先生に、ズバリきいてしまう連載企画。今回はダンベルとバーベル、その違いについて。

 

そう考えること自体が浅はかです、喝!

まずはダンベルとバーベル、それぞれのメリットとデメリットを理解していく必要があります。

バーベルは基本的には両手で同時に持つことになります。片手で持つダンベルと比較するとラクに軌道をコントロールできます。動きが安定し、効かせたい場所に効かせやすいというメリットがあります。だた、ある程度軌道が決められてしまうため、制限されてしまう動きが出てきます。特に「捻る」動きなどですね。腕や肩を捻る動作がバーベルだとできません。できない動作が出てくるということは、鍛えにくい筋肉が出てくるということにもなります。

一方、片手で持つダンベルは、軌道をコントロールできなければ狙った筋肉に刺激がいかないというがデメリットが生じますが、正確にコントロールできればバーベルでは効かせることができない部分に効かせられるというメリットが出てきます。だから、バーベルとダンベルにはどちらにもメリット、デメリットがあるので、「どちらがいいか」という問いに明確な答えはありません。

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では、どちらを先にやるべきか。これにも明確な答えはありません。一般的には、コントロールしやすく、高重量を扱えるバーベルを先に行う人が多いはずです。ダンベルは、もちろん重量を扱うことも大切ですが、軌道をしっかりコントロールすることのほうが大事になってきます。だから、体が疲れていない状態のときにバーベルで高重量を扱い、そのあとにダンベルの種目を持ってくるというのがスタンダードだと思います。

ただ、刺激のマンネリ化を避けるために、その順番を逆にするのもアリです。バーベルでは刺激できない部分を先にダンベルで刺激し、予備疲労を起こしてからバーベルを使うという方法もいいと思います。

だから、バーベルとダンベルには、どちらにもそれぞれの意味があるんです。「どちらがいいか」と考えること自体が浅はかです、喝! どちらにも意味があるのだから、両方やるべきです。

岡田隆(おかだ・たかし)
1980年、愛知県出身。日本体育大学准教授。JOC強化スタッフ(柔道)、柔道全日本男子チーム体力強化部門長。日本体育大学大学院体育学科研究科修了。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。自身もウエイトトレーニングの実践者として2014年にボディビルコンテストに初挑戦。デビュー戦となった東京オープン選手権大会70kg級で優勝を果たす。16年には日本社会人選手権大会を制し、日本選手権大会にも出場。骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌等多くのメディアで活躍中。『2週間で腹を割る!4分鬼筋トレ』(アチーブメント出版)『バズーカ式【超効率】肉体改造メソッド』(池田書店)など著書多数。
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