Q.トレーニングの後、筋肉痛にはなったほうがいいんですか? 先生でもなりますか?
【バズーカ岡田にきけ 第12回】

これからボディビルを始める初心者から、大会出場もあるベテランまであらゆるボディビルダーの悩みに骨格筋のエキスパートであるバズーカ岡田先生に、ズバリきいてしまう連載企画。第12回は、筋肉痛についてです。

A.筋肉痛はプラス要素です。私もなります(笑)。

筋肉痛というのは、筋肉が壊されるような強い刺激が加わったときに起きる症状です。筋肉はトレーニングによって筋組織が破壊されて、それが治る際に超回復が起こり、筋肉がより強く太くなるもの(筋肥大)なので、筋肉を付けたいなら筋肉痛になることはプラスだと考えてください。

普段からトレーニングをしている人は筋肉痛にならないと考えている人もいるようですが、しっかり筋肉に負荷をかけてトレーニングしていれば誰でもなります。私も筋肉痛になります(笑)。

もちろん、筋肉痛にならないレベルの軽い重量で行うハイレップス(高回数)のトレーニング、パンプアップといって筋肉が張って膨らんでいるような状態になるトレーニングでも筋肥大は起こるというデータもあります。ただ、筋肥大の効率を最大化したいのであれば筋肉痛になるような刺激を含んだトレーニングをするべきだと思います。

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実は、筋肉痛になりにくい筋肉というのも存在します。例えば肩の三角筋はなかなか筋肉痛にはならない筋肉に力を入れた状態で筋肉がしっかり引き伸ばされるポジションまで伸ばしていくと筋肉痛になりやすいのですが、三角筋はストレッチすることが難しいので筋肉痛になりにくいんですね。

逆に筋肉をストレッチさせて、しっかりと負荷をかけられる人、トレーニングのうまい人は筋肉痛になりやすいといえます。筋肉の成長を最大化したいなら、筋肉痛になることはプラスのものだと思ってください。私はせっかくトレーニングしたのに、次の日筋肉痛になっていないと刺激が足りなかったのかと残念な気持ちになります。

岡田隆(おかだ・たかし)
1980年、愛知県出身。日本体育大学准教授。JOC強化スタッフ(柔道)、柔道全日本男子チーム体力強化部門長。日本体育大学大学院体育学科研究科修了。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。自身もウエイトトレーニングの実践者として2014年にボディビルコンテストに初挑戦。デビュー戦となった東京オープン選手権大会70kg級で優勝を果たす。16年には日本社会人選手権大会を制し、日本選手権大会にも出場。骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌等多くのメディアで活躍中。『2週間で腹を割る!4分鬼筋トレ』(アチーブメント出版)『バズーカ式【超効率】肉体改造メソッド』(池田書店)など著書多数。
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