Q 筋トレにも「才能」は関係あるのでしょうか?【バズーカ岡田にきけ 第23回】

できない理由を「才能」に求めるな、喝!

「才能」にもいろいろなものがあると思いますが、細胞レベルの話としては筋肉が大きくなりやすい才能、刺激に反応しやすい人はいます。これは筋肉業界で「イージーゲイナー」と呼ばれている人たちです。反対に、なかなか筋肉が大きくならない人のことは「ハードゲイナー」と言います。そういった意味での「才能」というものは確かにあります。

その才能の差を埋めるために人は「時間をかける」「トレーニングの密度を濃くする」「動きを極める」などの努力をするのです。

ただ、つらい作業を継続できる、動きを綿密にコントロールできる、またたくさん食べられるというのも才能がなせる技です。だから、先に述べた「イージーゲイナー」「ハードゲイナー」という才能、そこに「努力する」という才能を付け加えていく必要があります。

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もう一つ大事なのは、「絶対にそうなるんだ」と思い込める才能。これは大事です。その才能は、不可能を可能にしていきます。食べられないと思っていた量を食べられるようになったり、扱えないと思っていた重量を扱えるようになったり、こんな量のトレーニングはこなせないと思っていたものが普通にできるようになっていたり。

「絶対になれる」と思い込む才能は、ものすごく強い力を発揮するものです。なんでもかんでも、できない理由を「才能」に求めるのはよくないです、喝!

岡田隆(おかだ・たかし)
1980年、愛知県出身。日本体育大学准教授。JOC強化スタッフ(柔道)、柔道全日本男子チーム体力強化部門長。日本体育大学大学院体育学科研究科修了。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。自身もウエイトトレーニングの実践者として2014年にボディビルコンテストに初挑戦。デビュー戦となった東京オープン選手権大会70kg級で優勝を果たす。16年には日本社会人選手権大会を制し、日本選手権大会にも出場。骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌等多くのメディアで活躍中。『2週間で腹を割る!4分鬼筋トレ』(アチーブメント出版)『バズーカ式【超効率】肉体改造メソッド』(池田書店)など著書多数。
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