「デカい」は東大伝統のポジティブワード~角田恭平君(3年)&西尾健人君(2年)~【GKB応援団:東京大学B&W部編】

学生ボディビル、通称・学ボを盛り上げるべくスタートした連載「学ボ応援団(GKB応援団)」。東京大学運動会B&W部から今回登場するのは、ボディビル・フィジークでの大会出場を目指す角田恭平君(3年)&西尾健人君(2年)。充実のボディメイクライフを過ごす一方、学生ならではなの悩みも……?

日頃から「デカい」と言い合っている

――東大B&W部は、入部前にトレーニングをしていた学生はあまり多くないと聞きましたが、お2人はいかがですか?
西尾 僕はほとんどしていなかったですね。受験期に運動不足解消にと思ってちょっと自重トレーニングをやっていた程度です。計画的にやっていたわけではありません。ただ、大きくなりたいっていう興味はちょっと少しありました。
角田 僕もやってなかったですね。高校では3年間テニスをやっていたんですけど、筋トレをするという感じでもなかったですし、大学に入るまで興味もほとんどなかったです。

――この部に入ろうと思った理由は?
西尾 やるなら筋トレをちゃんとやりたいと思ったんです。部に入らないなら入らないで自分でトレーニングをやろうかなと思っていましたが、新歓に行ってみたらいろいろと楽しそうだなと感じて、他の部やサークルとの迷いもなく入部を決めました。この部の存在は、大学に入るまでは知らなかったです。部に入るからにはボディビルやパワーリフティングという競技としてやっているので、ちゃんとやればちゃんとデカくなれるんだなと思って入りました。
角田 僕は違う部活に入っていて筋トレも自分でやっていたんですけど、SNSとかYouTuberを見て、もうちょっとちゃんとやりたいなと感じていて。そう思っていたときにこの部の存在を知って、入ろうと決めました。

角田恭平君(3年)

――ボディビルとパワーリフティング、どちらの道へ進むか選択できるなか、お二人はなぜボディビルの道を選んだのですか?
西尾 僕が目指したい理想の体として、絞れていて丸みのある大きい体になりたいなと思ったのが理由ですね。やっぱりボディビルとパワーでは体もかなり変わってくるので、その理想を目指すならボディビルだと。パワーに比べると減量が大変というところがありますが、僕としてはあまり食事にこだわりもなくて。だから、これまで食事で苦労をあまり感じたことがないんですよ。好き嫌いもなくて、何を食べてもおいしく感じるので(笑)。

――そっか、「もっとおいしいものを食べたい」っていう気持ちが出てこないんですね。
西尾 鶏胸肉も普通においしく食べ続けられますし、それよりおいしいものがこの世にあるのは知っていますけど、それが食べられないことを苦には思わないんですよ。
角田 僕は途中入部ですけど、ボディメイクという競技に興味を持ったんです。どちらかと言えばフィジークかなという思いはあるので、今年はまず学生フィジークに出てみたいと思っていました。ただ、去年にケガをしてしまってちょっと思うようにトレーニングができていないこともあるので、今は出れたら出たい、という感じです。

西尾健人君(2年

――ガクボの大会では東大の特徴として、かけ声がすごく盛り上がるところにあると思っているんです。なぜ東大はここまで、かけ声がすごいんでしょうか?
角田 うちは伝統的に、日常的に「デカい」っていうのを言い合っているんですよね。それかもしれません。

――体が「デカい」ですか?
角田 トレーニング中に体のことを指して言うのはもちろんありますけど、重量が大きいことに対してもそうやって言ったりします。あとはけっこう他のところでもよく言っていて、就職活動がうまくいった人に対しても「デカい!」」とか。
西尾 彼女ができた、とかもですね(笑)。
角田 そう(笑)。

――だから、大会とかの場でも、みんなそういう声が堂々と出せるんですね。
西尾 去年は応援として行ったんですけど、自然と声を出せていましたね。みんながかけ声を出しているところを見て、次は自分がステージに立ちたいなっていう思いは強くなりましたね。

――この部に入って、何か変わったことってありますか?
西尾 う~ん、1人で過ごす時間が増えましたね。

――え、それはどういうこと?
西尾 減量中で鶏胸肉とかを食べるを主にしていると、友達と遊びにいくときに気を遣うので、そういう意味では部外の友達と過ごす時間は減ったかもしれません。でもそのぶん、週3回は必ず部のメンバーとは会うわけですし、部員同士の仲はすごくいいと思います。
角田 友達はいなくなるかもね(笑)。
西尾 そうですね(笑)。
角田 僕もやっぱり、話すのは部員が多くなりましたね。高校の同級生とかと会うってなっても、最終的に飲み屋になってしまうので、そこにはちょっと行きにくくて。Instagramとかで友達が楽しんでいるのをみると、少し寂しい気持ちにはなりますけどね。でも体のために頑張ります(笑)。

――今年の目標を最後に聞かせてください。
西尾 僕は初めてボディビルに出場するので、まずはしっかり絞り切ることとですね。関東で結果を残して、全日本に出場できればいいなと思っています。
角田 僕もフィジークで初めて出場するつもりなので、自信を持ってステージに立てる体を作ることです。今年から他大学でもバーベルクラブが新たに設立されているところが増えてライバルも増えると思うんですけど、負けずに頑張っていきたいと思います。

★次回は最終回、引き続きボディビル出場を目指す2人が登場!

インタビュー/ちびめが 写真/木村雄大