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ボディコンテストは新時代へ突入①~SUPER BODY CONTEST代表・村松良一インタビュー【前編】~

新たなボディメイクコンテストとして昨年に立ち上がったSUPER BODY CONTEST(SBC)。初年度から全国各地でコンテストを開催し、決勝大会となったTOKYO FINALには男女総勢100名超が出場。コロナ禍となった2020年も、ニコニコ生放送とタッグを組んだバーチャルコンテスト『ニコ生でスパボ』を夏に開催するなど、新時代のボディコンテストとして注目を集めている。今回、11/15(日)に2回目の『ニコ生でスパボ』を開催されるSBCのCEOを務める村松良一氏にインタビューを実施。前編では、コンテストを立ち上げた経緯についてお届けする。

出場した選手たちの努力が報われるコンテストに

――まずは大会を立ち上げた経緯からお聞きしたいのですが、村松さん自身も、もともとトレーニーとしてコンテストに出場していたんですよね。

村松 そうです。僕自身は何か運動のバックボーンがあるわけではないのですが、洋服がずっと好きということもあり、20代後半の頃だったかな、「カッコよくスーツを着たい」と思い、身体を鍛え始めました。スーツをカッコよく着るために、肩を大きくしたり、胸を大きくしたりしていったんです。僕はSBCの代表でもありますし、モバイル通信事業の会社経営者ということもあり熱中しやすいタイプなので、やっているうちにどんどん楽しくなっていって、せっかく鍛えたんだから何か結果を残したいと思って、コンテストにも出場するようになりました。

――自らがトレーニーであるのにとどまらず、パーソナルジムも経営しておられるんですよね。

村松 趣味で始めたボディメイクである程度結果が出たことで、これを趣味だけで終わらせたくない、何かしらの形にしたいなという思いがありました。合理的に物事を進めていきたい性格なので、せっかくなら、自分の特性を生かしたビジネスにしていこうと思ったんです。それが、パーソナルジムのREVIASを始めたきっかけです。そこでお客様と接するうちに、もっとフィットネスやトレーニングを通した健康を広めていきたいなっていう気持ちにもなったことで、コンテスト運営にも手を広げていくことになりました。

――そういう思いから立ち上がったのがSUPER BODY CONTESTだと思うのですが、改めて、これがどういうコンテストなのか教えていただけますか。

村松 一言で表すと、トレーニングを通してスマートなカッコよさを競うコンテスト。大人の趣味のような感じにしたいという思いはあります。そういう意味で言うと、今の時代にマッチした形という感じかもしれません。いわゆるボディビルやフィジークといった競技ではなく、僕たちのオリジナルのものをつくっていきたい。そして、それは永遠に変わらないものではなく、時代の変化とともにトレンドも変わっていくと思うので、それに柔軟に対応していけるコンテスト。「その時代に一番カッコいいもの」というのを探しながら、開催していきたいなと思います。

2019年末のTOKYO FINALは、コンテストの新時代到来を予感させる盛り上がりを見せた

――実際に昨年からコンテストを開催してきて、出場者からの声というのはいかがでしたか。

村松 会場の演出だったり、副賞などが充実していたりするというところは、非常に喜びの声をいただけました。自分自身もコンテスト経験者なので、トレーニングやボディメイクの大変さを理解していますし、その努力がなんとか報われるようにしたいという思いを持って運営しています。また、審査基準についても明確でわかりやすかったと言っていただけたので、エンターテインメントの面でも競技の面でもすごく評価をしていただいたと思っています。SNSを見ていても、「出てよかった」とか「あの大会いいらしいよ」とか、そういう声も聞こえてきて、うまくいったという手応えはありますね。

――初めての開催ということで、課題も見つかったのでは。

村松 やはり集客と認知はまだまだだったなと思います。コンテスト開催を決めてから開催まで時間が少なく、あまりにも準備期間がなかったということだと思います。正直、SNSを通じてもう少し広まるかなとは思っていたので、それは自分の読み違いでもありました。そう考えると、昨年は自分の他の事業の体力もあったことで8大会を開催できましたが、もう少し少なくてもよかったとは思いました。

――初の試みとなったVRコンテストとして、今年7月に開催した『ニコ生でスパボ』に関してはいかがでしょうか。これまでにないコンテストの形で、非常に注目度も高かったと思います。

村松 予想以上に画面がカッコよかったという声をたくさんいただきました。あれに関しては、こちらとしてもかなり力を入れて準備したので、喜んでいただけてよかったと思います。選手の動きなども視聴者の方々が予想している以上にスムーズだったようで、「あんなにすごいなら、自分も出れば良かった」という声も、選手からたくさんいただきました。実際のところ2万人近くの方に視聴いただけたので、よく考えたら、リアルコンテストよりも多くの方に見ていただけたことになります。

取材には、SBC幹部でありポージング指導などを担当する木下智愛氏も同席

――うまくいったこと、いかなかったことで見えた課題も含め、すごく充実した1年だったのではないですか。

村松 そうですね。大会を開催するなかで、嬉しい悲鳴も実はありました。それは、素晴らしい選手が多数集まってくれたことにより、思っていたよりもハイレベルな戦いになってしまったことです。審査員を務めた方々も言っていましたが、ずば抜けた存在がいたというよりも全体的にレベルが高かったので、「レベル的に出づらい」という選手からの声もありました。その反省から、来年はもっといろんな人が出やすい新しいカテゴリーをつくる予定です。

――今後、フィットネス業界、あるいはボディメイクコンテストがさらに発展していくためには、村松さんのようにビジネスの視点でも見ていくことが大切だと思います。ビジネスの視点で、今後のボディコンテストをどう見据えていますか。

村松 去年、今年と開催してきたコンテストのノウハウを生かしながら、SBCの「リアルコンテスト×VRコンテスト」を2、3年後には全国へ展開し、多くの人が大会に参加できるようにしていきたいと思います。そうすることで、多くの方にフィットネスを楽しんでいただける機会をつくれればと考えています。

後編に続く

取材・文/木村雄大 写真/伊藤翼

「ニコ生でスパボ2」が11/15(日)に放送!新感覚のVRコンテストの頂点に立つのは?