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ボディコンテストは新時代へ突入②~SUPER BODY CONTEST代表・村松良一インタビュー【後編】~

新たなボディメイクコンテストとして昨年に立ち上がったSUPER BODY CONTEST(SBC)。初年度から全国各地でコンテストを開催し、決勝大会となったTOKYO FINALには男女総勢150名超が出場。コロナ禍となった2020年も、ニコニコ生放送とタッグを組んだバーチャルコンテスト『ニコ生でスパボ』を夏に開催するなど、新時代のボディコンテストとして注目を集めている。今回、11/15(日)に2回目の『ニコ生でスパボ』を開催されるSBCのCEOを務める村松良一氏にインタビューを実施。前編に続き、後編では、SBCの今後の展開についてなどを聞いた。

可能性は無限大。5Gを生かしたフィットネスの展開を

――村松さんはSBCの代表であると同時に、モバイル通信の事業も展開されています。それとフィットネス業界のシナジー効果という点で、何か考えていることはありますか。

村松 今後やってみたいと思っていることの一つは、コンテストにおける演出の見せ方のパワーアップですね。今は5Gの時代と言われていますが、自分自身も通信業界の人間なのでその可能性については理解していることも多いですし、それを使ったものをどんどんやっていきたいと思っています。ニコ生を使ったVRコンテストも、僕がやりたかったことが具現化できたものです。

――SBCと通信事業が手を組むことで、多くの可能性が秘めているということですね。

村松 私の手掛けているモバイル事業でKDDIとのつながりもあり、そこをきっかけに少しずつKDDIと事業の業務提携を行なっていくようにいま進めているところです。例えばですが、KDDIのauスマートパスの会員様に向けて、SBCがオンライントレーニングを提供するというのは一つの案です。そういったことを「SBC×KDDI」として進めながら、最終的にはSBCのコンテストにもつなげていきたいと思います。

――その視点を持ってコンテストを運営しているところは、まだ少ないと思います。

村松 今はまだ5Gでできることが多すぎるので、「これ」というのはありませんが、いま通信業界の最先端の人たちが5Gで何をやろうか研究を進めています。まだ説明できる段階ではありませんが、「こうなるんだろうな」というイメージは僕自身も持っていて、それをSBCとつなげていきたいと思っています。特に通信事業者というのは、このコロナ禍でも業績は上向きで、社会的使命としてヘルスケアや健康というところに貢献したいという思いを持っているんですね。僕としてはその点はビジネスチャンスだと思っているので、良い形で連携しながら進めていければと思っています。

――2020年はコロナ禍によりさまざまな制限があり、コンテストもこれまでと同じ形で開催できませんでした。一方で、日常も戻りつつありコンテストも再開されていくなかで、SBCとしてはどのような展望を持っていますか。

村松 まず今年に関しては、安全を最優先にということでいったんすべての大会を中止にしました。とはいえ、フィットネスを頑張っている人たちは目指すべきものが1年間何もないと持て余してしまうし、やりがいを失ってしまいます。そういうなかで、VRでのコンテストを開催しました。

初のVRコンテスト「ニコ生でスパボ」はまさに新たな形のコンテストとなった

――選手たちにとっては、一つの光のようなものだったと思います。

村松 だからと言って、リアルコンテストができないから、しょうがなくVRコンテストという形にした、とは考えていません。今年はVRコンテストのノウハウを身に付けることができたので、来年は、リアルコンテストと並行してVRコンテストも複数回開催しようと考えています。言うなれば、ボディコンテストにおける新たなカテゴリーととらえていただき、これからも継続して開催していきたいと思っています。リアルはリアル、VRはVRとそれぞれの楽しみ方があるので、「SBCっていろんなものがあって面白い」と思ってもらえればうれしいですね。

――11/15(日)には、2回目となるニコ生を使ったコンテストが開催されます。こちらは、1回目とはどのような点で異なるのでしょうか。

村松 前回は、コロナ禍で思うようなトレーニングをできていない人もいたと思いますし、過度な減量は危険だとか、そもそもコロナがどういうものか、まだわかっていない時期でした。そういう事情もあり、減量はあまりしなくてよい形での開催、すなわち男女ともにウェアを着て、アウトラインを重視した健康的な身体というのを審査基準にさせてもらいました。当然まだ収束してはおらず油断はできませんが、ジムも再開されて、他団体のコンテストを見ても仕上がっている選手が増えています。なので、今回は通常のSBCと同じ審査基準で開催することにしました。

――よりリアルに近いコンテストになるわけですね。

村松 好評をいただいたニコ生の画面や演出も、さらにパワーアップしますよ。また前回は、選手を映す角度やタイミングの点でもっと良くできるのではないかという反省もあったので、そこは少し改善しつつ、より魅力あるものにしていきますので、ぜひ観ていただく方も楽しみにしてもらえればと思います。

「リアル×VR」はSBCの強みだと村松氏は話す

――まだ現状は不透明なところもあるかと思いますが、リアルコンテストも復活していくんですよね。

村松 もちろんです。SBCとしては、なるべく選手の皆さんに対して還元をしていきたい。他の事業の体力があるのは僕の、あるいはSBCの強みであると思うので、そういう体制で運営しているというのを見せていきたいです。具体的には、現状では16大会を開催予定で、そのなかの3大会は(場所は未定)は参加人数を制限したうえで、エントリー費は無料で開催する予定です。

――最後に、これからのSBCに期待をしてくれている方々、あるいはフィットネスに励んでいる方々にメッセージをお願いします。

村松 SBCとして来年は無料の大会もありますし、すごく気軽に出場する人も増えると考えています。大会に出るという目標があると、必ず身体はできてくる。もちろん目標を定めずにトレーニングに励むのでも十分ですが、せっかくなら、何か目標を持ってやったほうがよりよい身体に仕上がっていくと僕は思っています。勝ち負けを競うというよりも、自分がベストだと思う身体をつくるための大会として、ぜひ出場を検討してみてください。

取材・文/木村雄大 写真/伊藤翼

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