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ボディコンテストは新時代へ突入③~SUPER BODY CONTEST・木下智愛インタビュー~

新たなボディメイクコンテストとして昨年に立ち上がったSUPER BODY CONTEST(SBC)。初年度から全国各地でコンテストを開催し、決勝大会となったTOKYO FINALには男女総勢150名超が出場。コロナ禍となった2020年も、ニコニコ生放送とタッグを組んだバーチャルコンテスト『ニコ生でスパボ』を夏に開催するなど、新時代のボディコンテストとして注目を集めている。今回、11/15(日)に2回目の『ニコ生でスパボ』を開催されるSBCの幹部であり、ポージング、振付、ウォーキングのスペシャリストである木下智愛氏にインタビューを実施した。

私を信じてついてきてください

――木下さんはSBCの中ではコンテストを運営する幹部であり、ポージング、振付、ウォーキングの指導者でもあるとお聞きしています。まずは、経歴から教えていただけますか。

木下 私は幼少期からクラシックバレエ、新体操競技、ダンス(コンテンポラリー・ジャズ)と行ってきました。今からもう26年前になりますが、大学の時には、「ダンス方法論」と「解剖学」という授業を専攻したのがきっかけで身体の使い方に興味を持ちはじめ、そのときにダンス方法論の先生であり、今では私の師匠となる方との出会うことができました。その方は高田遙美先生と言う方で、ピラーティス・メソッドの第一人者であり、日本に初めてピラーティスを持ってきた方です。大学の夏休みを利用してニューヨークにダンス留学とピラーティス・メソッドの本場のジム(ドラゴジム)へ行き、研究もしてきました。

――それをベースに、ポージング指導の道へと進んでいくわけですね。

木下 解剖学の知識やピラーティスの経験と、クラシックバレエの基礎、新体操の競技性、コンテンポラリーダンスの表現力、ジャズダンスの躍動感……そういったもの全てを研究し、動きにしていき、それが今のポージング演技につながります。私自身は競技やダンサーとしてステージ歴も長いので、そこで培ったことを生かし、舞台での流れや段取りはSBCにも役立てています。

豊富な経験と深い知識を生かして選手たちに指導にあたる木下氏

――フィットネス業界とのつながり、という点ではいかがでしょうか。

木下 現在のようにコンテスト事業に携わる前は、大学を卒業してすぐにフィットネススポーツクラブであるセントラルスポーツに13年間務めました。その頃はエアロビクスが全盛期の頃でした。今では当たり前になってきていますが、当時はフィットネスではあまりダンスやマラソンのレッスンがありませんでした。私は自身の行なってきたダンスや走ることが好きだったので、マラソンなどもプログラムに組み込み、ダンスイベントやマラソン大会ツアーなど作りました。そして、お客様へクラスとして提供してきました。その頃はあまりフィットネスでダンスやマラソンが流行ってない頃でしたので、先見の目を立てて広めていければと思っていました。そういったダンス経験やプログラミング、イベント運営の経験も生かして全て総合したものが今のSBCです。

――経歴をお聞きするだけでも非常に充実した経験をお持ちで、その指導論がステージに立つ選手に伝わっているのではないかと思います。指導において、大切にしていることはありますか。

木下 まず私が指導している内容はすべて、私自身が過去に学んだ経験と研究をまとめて独自で創り出したものです。もちろんその時代やニーズによって流行りや好みも変化していきますが、基礎となるものは変わりません。そのため、指導の時に何度も選手にお伝えしているのは、「上達したいのであれば基礎をコツコツと行うこと」です。逆に言えば、基礎さえ完璧にできるようになれば、高度な技もバリエーションもすぐできるようになります。そして、質問は納得行くまで何でも質問していいとも伝えています。必要であれば、解剖学的に、理論的に動きを説明しています。なぜなら、動きには必ず意味があると私は思っているからです。

――「基礎の大切さ」というのはさまざまな分野で言われることですが、やはりこの業界でも非常に大切なことなんですね。

木下 時間がなくて基礎を飛ばして大急ぎで作った作品(ポージング演技)は粗が目立ち、どこか雑なイメージに見えてしまいます。もちろん選手の中には、時間がないけどなんとか大会までに間に合わせたいという方もいますので、そういう時には、基礎だけをしっかりと取り入れたシンプルで簡単なポージング演技をまとめて、振り付けとしてお渡ししています。そうすることで、次にもつながりやすいからです。

木下氏は「SBCは関わる人すべてが楽しく幸せになる大会」だと話す

――先ほどはCEOの村松さんからSBCの素晴らしいところを伺いましたが、深い経験と情熱を持つ木下さんの指導を受けられる環境があるというのも、SBCのストロングポイントなのではないかと思います。

木下 昨年のSBCでも、女子の規定ポーズがすごくきれいだったと他団体の方からも言っていただけたりしたので、自分のやりたいこと、経験を生かした指導ができているのではないかと感じています。私としては、ただのポージングではなく、もっと演技っぽくしたいなという思いは持っています。先日の『ニコ生でスパボ』でもフリーポーズの時間がありましたが、ポージングを交えたフリー演技というイメージで指導させていただきました。

――今回のお話しを聞いて、木下さんの指導を受けたいと思った方も増えるのではないかと思います。最後に、そういった方々へメッセージをいただけますか。

木下 コンテスト出場というのはハードルが高く一歩が踏み出せない方もいると思います。でも、まずはレッスンを体験したり、大会に出てみてほしいです。自分ができないと思っていることをできるようにしますし、絶対にできないことはありません。もちろんコンテストのためだけではなく、姿勢がよくなったり、ボディメイクによって健康にもつながったり、歩き方もきれいになります。そして、自信が持てるようになると思います。だから、私を信じてください。一歩踏み出してみるだけで、すごく楽しい世界が待っていると思います。そして、SBCは出場した選手、観客の皆様、そして関わってくださった方すべて楽しく幸せになる大会だと思いますので、ぜひ、これからのSBCも期待していてください。

取材・文/木村雄大 写真/伊藤翼

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