今年の流行語は「ありがトライセップス」「さよなランジ」【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第37回】

VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか?  11月11日、1並び、ポッキーの日です。ということで今回はポッキーの話題を書きま……せん。

さて、先日2018年の新語・流行語大賞のノミネートが発表されました。毎年のことながら、これ流行語?と思うものもあります。恥ずかしながら「GAFA」は初めて聞きました。使っている人とも会ったことがありません。アメリカの大手IT4社(Google・Apple・Facebook・Amazon)の頭文字を並べた言葉ということなので、日東駒専みたいなものと考えればいいわけですね。覚えました。

今回はスポーツ関連の言葉も数多くノミネートされています。

「(大迫)半端ないって」……ワールドカップで活躍したサッカー日本代表・大迫勇也選手を称賛する言葉ですね。

「金足農旋風」……夏の甲子園で秋田県勢として103年ぶりの決勝進出を果たした金足農業高校の活躍が話題になりました。

「もぐもぐタイム」……平昌オリンピックで人気を集めたカーリング女子日本代表のおやつタイムのこと。同じく彼女たちが試合中に口にしていた「そだねー」もノミネートされました。もぐもぐタイムにちなんで、トレーニング終わりでプロテインを飲む行為を「ごくごくタイム」と呼んでいます。

ほかにもテニス・大坂なおみ選手の「なおみ節」、メジャーリーガー・大谷翔平選手の「翔タイム」など、活躍した選手が話題となって流行語になるのはいいですよね。

その一方で「悪質タックル」「奈良判定」といったブラックな部分の流行語もノミネートされています。こうした言葉が流行してしまったという点でも、今年はスポーツ界の不祥事が多々話題になった1年だったと思います。「奈良判定」なんて、奈良県の人にとってはとんだ風評被害だと思います。

そして忘れてはいけないのが「筋肉は裏切らない」。これはNHKの「みんなで筋肉体操」の決め台詞として話題になったものですが、トレーニングをしている人にとっては、2018年の新語、流行語ではなく、常識と言っていいと思います。筋トレはやらなければ何も変わりませんが、やれば確実に成果は出ます。筋肉がつけば体力がついて元気が出るし、基礎代謝が高まれば太りにくい体質になります。筋トレをすれば体は必ず応えてくれる。だから「筋肉は裏切らない」のです。筋肉が流行語にノミネートされる事実からも、トレーニングをする文化が、確実に日本に広がりつつあることを実感できます。

 

ちなみに個人的な今年の流行語大賞は……

「ありがトライセップス」「さよなランジ」byジャスティス岩倉です。

ありがトライセップス

「ありがトライセップス」は、上腕三頭筋(トライセップス)を指さしながらのお礼の挨拶。そして「さよなランジ」は人と別れるときにランジしながら去っていくというものです。上腕三頭筋は私の自慢のパーツでもあり、いつでもこの挨拶ができるように、リバースプッシュアップ、フレンチプレス、ナローベンチプレス、ケーブルプレスダウン、ディッピングなどのトレーニングで日々鍛えております。

「ありがトライセップス」「さよなランジ」。来年は流行語にノミネートされるといいですね。ぜひ皆さんも使ってみてください。それはまた来週。さよなランジ。

さよなランジ

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアンの取材を手がける。