不調改善&ボディメイク! Rhythm Stretchとは?

心地よい音楽のリズムに合わせてじっくり、ゆっくりと体をストレッチし、部位ごとに筋力トレーニング。Rhythm Stretch(リズムストレッチ)は約4年半前からスタートし、「健康美」をテーマに、独自のプログラムで不調改善から効率のよいボディメイクへとつながるエクササイズとして人気を集めています。今回は『ピラティスライフ平塚』にて開催された、実際のレッスンに潜入。その様子をお届けします。

三つのパートにわかれているのが特徴

Rhythm Stretchの考案者であるMio先生は、もともとダンスのインストラクター。パートナーのKyomi先生とチームを組んでコンテストにも出場していました。二人の原点であるダンスの基礎を用いたダンスエクササイズがその始まりで、そこにトレーニング要素を加えるなど研究を重ね、現在のプログラムができあがってきました。

Rhythm Stretchは、まず、体の一部分を意識して単独で動かすようなダンスの基本的な動きからスタート。続いてトレーニングパート。最後にストレッチと、三つのパートにわかれていることが特徴の一つ。まずは不調のない体をつくることが大前提となります。体の一部分を意識した独特な動きで、しっかりと呼吸をしながら体を温めて良い状態をつくってからトレーニングへ。トレーニングパートでは、最短距離で効果を出していくべく、部位を意識して筋肉に効かせていきます。そして、使った筋肉をストレッチでしっかりとほぐして疲れが残らないようにメンテナンス。この一連がレッスンの流れとなります。

レッスンがスタートすると、まずはゆったりとした音楽に合わせてしっかり呼吸をしながら体を動かしていきます。首から始まり、肩、上半身、腰、脇腹、太ももの裏側やふくらはぎまで筋肉を順番にほぐしていきます。次のトレーニングパートに効率よくつなげていくために、この独特な動きで体を温めつつ可動域を広げていくのです。

「人の体の動きはすごく複雑なので、皆さん、普段はあまり使えていないことが多いんです。そこで体の一部分だけを意識して普段動かさない複雑な方向に動かす癖をつけて、可動域を広げていきます」(Mio先生)
「無理に体を動かすことで代償行為で腰が痛くなったり、肩が痛くなったりします。体の動かし方を覚えること。意識を持って体の内側から動かしていただくことで体の血行が良くなると思います」(Kyomi先生)

「息をしっかり吸って、吐いて」「痛くないところまでグーっと伸ばして」と、レッスン中はMio先生から声がかかります。体を伸ばすときは、慣れないとどうしても息を止めてグイグイとやってしまいがち。アドバイスが入ることで、しっかり呼吸をしたり、あるいは痛みのないところでストップしたりと、ケガの予防にもつながります。

続いてはトレーニングパート。少しアップテンポになった音楽に合わせて下半身の自重トレーニングから始まり、チューブを使った下半身のトレーニング。そして背筋、腹筋と続いていきます。「骨盤は動かさずにカカトを1ミリ引き上げます」「肩甲骨とヒジを背骨の後ろで引き寄せてゆっくり戻します」……しっかり筋肉に効かせるために、細かい体の動かし方のアドバイスが入ります。正しいフォームでゆっくり効かせることで、効果が出やすくなるのです。Rhythm Stretchの名の通り、音楽があるのもトレーニングの効果を高めているようです。

「普通にやったら20回できない腹筋を、好きな音楽に合わせてやったらできるように頑張れるとか、楽しくポジティブになるというのもあります。トレーニングパートはテンションが上がるような音楽を選んでいます」(Mio先生)
「トレーニングパートは体のパワーだけでなく、バネも出てくると思います」(Kyomi先生)

トレーニングパートでは参加者の皆さんもきつそうな様子でしたが、音楽の影響もあって同時にきつさを楽しんでいるのも印象的。そして最後は使った筋肉をほぐすストレッチです。ここでも音楽がポイント。トレーニングパートのときとは一転、ゆったりと眠くなってしまうような音楽で、リラックスしながら体をメンテナンスすることができます。

3つのパートにわかれていることもあって、レッスンはあっという間に感じる1時間。体を使いやすい状態にしてからトレーニングを行ない、最後はしっかりとメンテナンス。計算されたプログラムであり、ケガの心配がほとんどないというのもトレーニング初心者の方にも人気の要因となっています。

「参加者している方からよく言われるのが、腰痛や肩痛、生理痛など、痛みがなくなっていくということ。そういう声をよく聞きます。そういった不調改善の効果あると思いますし、しっかりセットを組んで間髪入れずにトレーニングも行なうので、ボディメイク効果も高くなります」(Mio先生)

体の不調に悩んでいる方やダイエット目的の方はもちろん、日頃からスポーツをやっている人にも体の機能向上が期待できるRhythm Stretch。現在は20代から60代まで幅広い年齢層の方がレッスンに参加中。今後はインストラクターの養成、初心者が参加しすいイベントを企画するなどして、Rhythm Stretchをさらに普及・発展させていくことが目標だと言います。

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取材・撮影/佐久間一彦

※次回はレッスン風景の動画を公開

 

Mio(写真・右=本名・永田美緒)
ダンス歴15年。舞台作品の創作活動やコンテスト優勝などダンスを通して培ってきた様々な経験を生かし、4年半前より新たなエクササイズRhythm Stretchを考案。ダンスの基礎的な動きを使って、身体にもたらす良さや反応についてを研究し、お客様の効果、実感をもとに少しずつ形にしていく。運動だけでなく『食』という観点からも健康と美を追求し、日常生活から取り組んでいる。二人の子どもを持つ母でもあり、育児と両立を計りながらRhythm Stretchの前進に取り組んでいる。Kyomi(写真・左=本名・岩村 京美)
ダンス歴10年。数々のショー出演、アーティストバックダンサー、コンテスト優勝、インストラクター等の経験あり。Rhythm Stretch考案者Mioの元でRhythm Stretchを習得。現在では都内溶岩スタジオにてRhythm Stretchインストラクター、パーソナルジムにてトレーナーを務める。