すべてに全力投球です
――今回は、それぞれに違う質問をぶつけていきますね。まずは、コアラさん。芸人さんとして、ネタはどうやってつくっていますか?
コアラ 僕が所属する超新塾は6人グループなんで、6人で集まって会議ですね。僕はあとで入ったんですが、なんだかんだでもう6年やってます。メンバー内で先輩・後輩はありません。もちろん、最低限の年上・年下っていうのはありますけど、それぐらいで。
――今後も当然、マッチョ29と両立させていくと?
コアラ もちろん!
――続いて、植田さん。メンバー唯一の“パパマッチョ”ですが、いいお父さんですか?
植田 ぶっちゃけた話、自分で点数を付けるとしたら、赤点ギリギリの40点。ちょっと低めですね。正直、妻に任せっきりのところもあって、息子のことを全部知ってるかと言われたら、あやふやな部分があるんで、そこらへんは申し訳ないなぁという気持ちがありますね。もちろん、その都度の話し合いは家庭内でしてるんで、把握するようにはしてますけど。
――大会前になると食事制限もあると思いますが、家族の食事はどうしているんですか?
植田 そもそも僕は、マッチョじゃなかったんですけど、マッチョになるときに、「食事は自分でつくるわ」って言ったんです。妻もコンテスト選手をやってた時期があったんで、理解はあります。彼女も経験者なんです。
――最後に、高橋さん。野球経験者だそうで……。
高橋 そうですね。小学校3年生から大学1年生まで、部活に入ってまして、野球ひと筋でした。成績的にはいいものを残せていませんけど、試合には出られるぐらい。小学生のときはキャッチャーで、中学生はショート。高校でピッチャー。バラバラです。
――野球少年がなぜ、筋肉のほうに方向転換したんですか?
高橋 大学のときにピッチャーをやろうと思って、野球部に入ったんですけど、右肩をケガしてしまって。大学にトレーニング室があって、そこで記録をつけながら筋トレをやってたら、数字どおりに体に返ってくるのが楽しくて。ハマったので、部活を辞めて、ウエイトに賭けました。「野手になれ」って言われたんですけど、野手はなんか嫌だったんです(苦笑)。自分はピッチャーをやりたかったんですよ。
――未練はなかったのですか?
高橋 そうですね。未練なく、やめられました。草野球は今もやってて、本気でやれる場はあるんで、それで十分かなって感じです。もともとプロを目指したりとか、そういうレベルじゃなかったんで、すぐに切り替えられました。今は、マッチョ29の一員として全力投球の日々です!
聞き手/伊藤雅奈子 撮影/神田勲