カリスマ指導者対談「そんなの、大変じゃないですよ」(高田巖②)【髙田一也のマッスルラウンジ 第20回】




パーソナルトレーナーとして確固たる地位を築いてきた髙田一也さん。今回の対談はエアロビクスのインストラクターとして多方面で活躍されている高田巖さんを招いての第2回目。超ポジティブ思考の巖さんと、普段着の一也さんのやりとりは必読です!

※読まれる前にひとつだけご注意。「(笑)」が多く、うるさく感じる方もいらっしゃると思いますが、それくらい笑いが絶えない対談となりました。雰囲気を正確にお伝えするため何卒ご容赦ください。

言ったことも全部やってくれる。そんなところがトレーニングにもつながってくる


髙田一也(以下、一也):去年の東京オープンボディビル大会は40歳以上のマスターズで8位、今年は7位と着実に成果を上げていますね。ボディビルも優勝したり入賞したりするのは大変じゃないですか。元々がエアロビクスをされているのでポージングが巧いんですよね。

高田巖(以下、巖):でも一也さん、ポージングを教えてくれって言っても教えてくれない!(笑)。だからYouTubeなどを見てポージングの研究してね。もう師匠がYouTubeみたいなもん(大笑)。

一也:でも僕がいろいろ言うよりも、YouTubeとか、そういうもので把握しちゃうんだろうなってことがわかっていますから。実際にそうだし。

:いやいやいやいや! 教えるのが面倒臭いだけでしょ!!(爆笑)

一也:それでも大会ではしっかりとポージングができていたし。そしてまた、次の課題に向けてトレーニングを始めているんです。脚は当然のこと胸もすでにいい感じなんですが、それらに比べると腕が少し弱い……という感じなので、現在は腕を一生懸命にやってるんですよね?

:今日も中野のゴールドジムで朝7時からやってきましたよ。早起きだから(笑)。

一也:すごいですね。ということは、今日は朝からトレーニングして、エアロビクスのレッスンを6本やって、取材を受けて、みたいな。そして取材がなければ、まだ他の仕事を入れていますよね?

:そうそう。

一也:巖さんは元々エアロビクスの大会も出ているけど、顔も広く、いろいろな人とのお付き合いもされている。エアロビクスのDVDも20巻も出されているし、仕事も、健康も、趣味も全部がんばっていて、人生に無駄がなく生きてるなって感じますよ。

:けどボディビルはやったことなかった。だからこの世界は新鮮。とくにフリーポーズがあるし。ボディビルは1分間、自分で好きなポージングを作れるってのが、また楽しい。

一也:開脚もちゃんとできていましたよね。

:開脚もやれと言われればやるよ!(爆笑)

一也:海外だと開脚をアピールする人はいるけど、日本人では珍しいからインパクトもある。来年はメンズフィットネスの大会にも出場しようって話をしていて。巖さんはそういう目的を持ってトレーニングできる人なんだなと。それに実際、ボディビルなどの大会で結果を残すのって大変じゃないですか。順位を1つ上げるのだって難しい。でも巖さんはきちんと結果を残している。

:メンズフィットネスだとパフォーマンスラウンドというものがあって、やりたいポーズできるし(笑)。今年は出場しないけど、ま、来年出ようかなと。

一也:自分たちトレーニング側の人間からすると、エアロビクス側の人の運動量ってすごいじゃないですか。そんな職業の人たちの筋量をどうやって増やしていけるか、どのように指導をしていくのか、食事の面で僕も勉強になるんです。トレーニングもそうだし、食事もそうだし。

:逆にウチらで言うと、勝手に絞れていく(脂肪が落ちていく)ので、ビルダーさんが3カ月、4カ月かかって絞るくらいのことはできますね。やってやるよ、って感じで。

一也この間の大会もギリギリまで「大丈夫かな?」と思ったけど、キッチリ仕上げてきた。最後の2週間くらいでかなり体が変わっていきました。食事も自炊されているし。実際にやるとなると大変だと思うんですけど、その大変な感じが巖さんからはまったく伝わってこないんですよ。大変さが見えないというか。そういうところが巖さんと共感できるところでもある。そういえばプロテインスイーツも作ってきたことがありますよね。

そんなの、大変じゃないですよ。それに自炊も胸肉を1kg買って、全部捌いて、カレー粉とヨーグルトなんかをまぶしてタンドリーにすれば簡単! 200gに小分けして冷凍してね。

一也:いろいろなことを自分でできる人なんですね。言ったことも全部やってくれる。そんなところが結局はトレーニングにもつながっていて「大会に出てみれば?」って言えば「わかった」と返してくれるし、トレーニング自体に関しても「こうじゃない?」って言えば「わかった」と返してくれる。しかも「これ難しいから代替案を考えて下さい」ということも一切ない。

:いや、僕が代替案があるってことを知らなかっただけだから!(笑)

(つづく)

髙田一也(たかだ・かずや)
1970年、東京都出身。新宿御苑のパーソナルトレーニングジム「TREGIS(トレジス)」代表。華奢な体を改善するため、1995年よりウエイトトレーニングを開始。2003年からはパーソナルトレーナーとしての活動をスタートさせ、同時にボディビル大会にも出場。3度の優勝を果たす。09年以降はパーソナルトレーナーとしての活動に専念し、11年に「TREGIS」を設立。自らのカラダを磨き上げてきた経験とノウハウを活かし、これまでに多数のタレントやモデル、ダンサー、医師、薬剤師、格闘家、エアロインストラクター、会社経営者など1000名超を指導。その確かな指導法は雑誌やテレビなどのメディアにも取り上げられる。
TREGIS 公式HP
高田巖(たかだ・いわお)
民間フィットネスクラブを中心に、インストラクターとして活動。東京都内を拠点としエアロビクス、アクアビクス、ヨガ、調整系、ダンス系、リラクゼーションのレッスン、そしてジムパーソナル、スイミングパーソナル等、様々なカテゴリーを担当。2016年JAFスポーツエアロビック仙台オープン優勝、AFスポーツエアロビック福岡オープン準優勝。

インタビュアー
立華徳之真(たちばな・のりのしん)
パフォーマー兼パフォーマー専門の美容家・治療家・スポーツ指導者。陸上競技・体操・バスケットボール・フィットネス・トレーニング・ジュニアスポーツ・体育施設運営管理・サプリメント・スポーツボランティアなどの専門資格を所持。また柔道整復師・美容師・登録販売者・診療情報管理士として美容・健康・医学領域および出版・映像・イベント・教育・ITなどの実務をこなす。ほか殺陣やアクション、神経系コーディネーションや能力開発などの分野で活動しているハイブリッド。
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