ポージングの重要性(高橋夏美)【マッチョ女子倶楽部⑭】




コンテストに挑む女性は何をキッカケにトレーニングを始め、どんな日常を送っているのか。そんな内容を阿部美早さんと高橋夏美さんに交互に綴ってもらう連載。今回は高橋さんがポージングの大切さについて綴ります。

みなさまこんにちは、高橋夏美です。
「マッチョ女子俱楽部」高橋夏美の回、7回目のコラムです!
前回から“初めて大会に出場したときの感想”について振り返っていますが、今回は先日(2017年10月7日)開催された「湘南オープンボディビル・フィットネス大会」を観戦させていただいたので、客席から見て感じたことも交えながらお話していきます!

「湘南オープンボディビル・フィットネス大会」では今回初のビキニ選手権も行われました! 私が初めて出場した大会も2014年度の大阪オープン初のビキニ選手権だったので、出場された選手は私と同じ気持ちで挑戦した方もいたのでは……と思います。

私が初めて挑戦したときは、正直ビキニもどんなデザインがいいかとかまだまだ手探りの状態でしたが、ビキニという競技カテゴリーも浸透してきて、みなさんキラキラのきれいなビキニでとっても素敵でした。

体づくりに関しては、トレーニング歴なども関係してくると思うので今回はあまり触れませんが、ビキニ・メイク・体の仕上がりももちろん大切ですが、客席から大会を見ていて私が感じたのはポージングの重要性です。

これは、ビキニ、フィジーク、ボディビルすべてのカテゴリーにおいてとても重要だと感じました。審査員席から見え方と、客席からの見え方に違いはあるかもしれませんが、いくら体が仕上がっていても、ポージング次第で評価はかなり変わってくるのではないでしょうか。

私が初めて出場したときも、自分では練習して理想のポージングができていると感じていても、大会後に写真や動画を見てみると、自分が描いていたイメージと全然違って正直ショックも受けました。

人それぞれ得意なポーズ、不得意なポーズがあるようで、せっかくフロントポーズではきれいに魅せることができているのに、サイドポーズが上手じゃなかったり……。「あー! もったいないー!!」と何度も心の中で思いました。もちろん緊張もあったと思います。私も毎回、緊張して足が震えるし(笑)。緊張で練習通りに動けないことがほとんどです。

大会が近くなってくると、どうしても「まだまだ絞れてない!」「もっと絞らなきゃ!」など減量や体の仕上がりに意識がいきがちですが、もっともっとポージングにも力を入れて、他の選手と差をつけてください!

これから挑戦する方は、鏡の前で何度も練習を繰り返して、体で覚えることも大切です。また、客観的にどう見えるかを考え、写真や動画を撮ってもらい、それを見ながら少しずつ修正していく、もしくは誰かにチェックしてもらうことも必要です。

自分の苦手なポーズ、特異なポーズを把握しておくことも大事です。他の大会を見て、どんなポージングが素敵に映るか、自分に合ったポージングは? など自分なりに研究してくださいね。では、また次回!