先日、新宿高島屋8階のWoman’s SHAPE GYM(ウーマンズシェイプジム)にて、生尾美作子先生のセミナー・その名も「タカラジェンヌに学ぶ宝塚流美しい女性の作り方」を受けさせていただきました。編集Mの正体をご存知の方はおわかりになると思いますが、「タカラジェンヌ×編集M」、要は「所作から表情までなにもかもが女子力高い美女×おっさん女子」という衝撃の組み合わせですよ。この驚きの出会いの感想をお伝えしたいと思います。
生尾先生は元宝塚歌劇団・拓麻早希さんです。15歳から25歳まで宝塚に在籍、さらに途中で男役から娘役への転向もご経験されたとか。マッスルミュージカルなどへの出演を経て、現在はセミナー講師、遺伝子に着目したサービスに携わるなど多岐にわたりご活躍中です。
たった1回、それもグループでのレッスンです。私が感じ取れたことは本当にごく一部だと思います。たぶん先生もたくさん伝えたいことはあるけれど時間が足りない、生徒のレベル(主に私です、すみませんでした!)などなど、多くの制約とジレンマを感じながらのレッスンだったんだろうと推測しています。
まず「美しい女性像」。ゴリゴリに筋肉をつけた逞しい肉体の女性ではなく、しなやかな筋肉を持ち、自分の体を自分の意志でコントロールできるのが美しい女性。そして、年齢を重ねることによるエイジングに逆らう(=アンチエイジング)のではなく、リターンエイジング。逆らうのではなく戻す。このお話が最初にありました。
その後、鏡を見ながら実践をしていくんですが、これがですね、なかなかに愛の鞭が飛びましたね。――「肩甲骨を寄せる!」「カカトをつける!」「目線は指先!」「肩を上げない!」先生の声がスタジオに響くたびに、空気が引き締まります。といっても怒っているわけではなくて、おそらく先生の生き様、価値観、そういったすべてがギュッと詰め込まれたような、とても的確な指示が飛んでいるという感じでした。すごく印象に残ったのは「苦しくても涼しい顔で」。すべてに通じる深い言葉だと思います。この言葉を聞けただけでも、このセミナーを受けさせていただいた価値があると感じました。
お辞儀は腰から動かすとエレガントに見える、二の腕の脂肪(いわゆる「振袖」)は肩の脂肪が落ちてきたもの、正しい姿勢はお腹に力が入る、などなど興味深いお話がいっぱいでした。詳細が知りたい方はぜひ、セミナーにお越しください(笑)! お話はもちろん、先生の美しい姿勢や所作に感動すること間違いなしです!
ちなみにセミナーの翌日に体験レポを書いているんですが、今、肩甲骨周りの筋肉痛が来ております。いててて。普段とは違う刺激を受けることができた60分間でした。サプリメントやら優待券やらのお土産もたくさんいただきました。ありがとうございました!
取材・文/編集M