【胸肉365 vol.022】炙り胸肉




ボディメイクに欠かせない鶏の胸肉を、おいしく簡単に味わえるレシピを毎日更新!
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日のメニューは、炙り胸肉!

バーナーで炙って変化をつける!

油が少ない鶏肉の胸肉にはタンパク質が多く含まれています。「鶏のむね肉」が疲労回復に効果があると注目されています。渡り鳥が何日も休むことなく飛び続けるのをヒントに研究が行われてきました。渡り鳥の羽を動かす、むね肉に高濃度の「イミダペプチド」という栄養素があります。イミダペプチドは2つのアミノ酸(生命を支えている大切な栄養素)が結合した物質。これを摂取すると血液中で2つのアミノ酸に分解するが、脳や肉体、筋肉疲労で錆びた細胞に達すると再びイミダペプチドに合成され疲労部分を回復してくれるそうです。消化吸収率なんと95%と高い高機能食材。油が吸収をさまたげるそうです。今日のお料理は焼き色、焦げ目が調味料です。お好みでミカンをドレッシング代わりにしたり、お好みで手作りの出し醤油、三杯酢、塩……何をつけてもOK! 素材を美味しく健康にいただきましょう。


今回の素材は予め茹で、冷凍していたジューシー胸肉のみ。
調味料はみかん、醤油、そして香ばしい香りです。


①ボールに水を張り解凍したジューシー胸肉を切り、お皿に並べ、バーナーで焼き色をつける。

【完成】

ジューシー胸肉を毎日食べていると作り方や味に変化もつけたいですよね。そんな時におすすめの食べ方です。

料理・撮影・スタイリング・文/やまなか順子‵

ふるさと生活・健美食研究家、133代奄美観光大使。奄美群島の100歳長寿の生き方や知恵、食文化、民俗学、シャーマニズムなどを17年間取材・撮影。その活動のなかで古来からの自然調味料、月の満ち欠けのリズムに合わせた食生活や旬食材の調理法を学ぶ。伝統文化を体感する島旅「あまなび」や「長寿の島のさしすせそ展」「島ちょく!」など、地域ブランディングプロデューサーとしても全国で講演活動、イベントを展開中。