【胸肉365 vol.090】年越し鳥蕎麦




ボディメイクに欠かせない鶏の胸肉を、おいしく簡単に味わえるレシピを毎日更新!
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日は年越し鳥蕎麦をご紹介。

新しい気持ちで新年を

「年を越してから食べるのは縁起がよくない。蕎麦を残すと新年は金運に恵まれず小遣いに事欠くことになる」など伝承されている印本の食文化。 年越し蕎麦。大晦日(12月31日)に縁起を担いで食べる蕎麦で日本の風物詩ですね。江戸時代頃に定着した日本の風習です。ちなみになぜ蕎麦を食べるか知っていますか?知っている方も多いいと思いますが、蕎麦は他の麺類よりも「切れやすい」ということから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で大晦日の晩の死後の時刻、年越し前に食べます。1日になってしまうと2018年のスタートにふさわしくないので気をつけて下さいね。※ちなみに蕎麦を食べない地域もありますので、日本は様々な食文化があっておもしろいですね。「胸肉365」来年もよろしくお願いします。


①乾麺蕎麦を用意してください。調味料は酒、醤油、塩、鰹節。


②たっぷりのお湯で蕎麦をゆでる


③たっぷりの冷たいお水で素早く洗う


④胸肉を入れて出汁をつくる。火が通ったらお肉は取り出す


⑤鰹節パックいっぱいになるくらいに詰める。美味しい出汁ができたら灰汁をとる


⑥煮出す


⑦酒お玉1をいれ、ひと煮たちさせる 美味しい出汁ができたら灰汁をとる


⑧塩少々いれ、ひと煮たちさせる


⑨醤油お玉1をいれ、ひと煮たちさせる。

【完成】

年をまたがずに、残さず食べるが吉。

ジューシー胸肉の作り方はこちら。

料理・撮影・スタイリング・文/やまなか順子‵

ふるさと生活・健美食研究家、133代奄美観光大使。奄美群島の100歳長寿の生き方や知恵、食文化、民俗学、シャーマニズムなどを17年間取材・撮影。その活動のなかで古来からの自然調味料、月の満ち欠けのリズムに合わせた食生活や旬食材の調理法を学ぶ。伝統文化を体感する島旅「あまなび」や「長寿の島のさしすせそ展」「島ちょく!」など、地域ブランディングプロデューサーとしても全国で講演活動、イベントを展開中。