乳酸菌飲料を飲めばインフルエンザにならないって本当?【川﨑泰代の美筋食 第52回】




「走るフードコーディネーター」川﨑泰代さんに体づくり、健康づくりのための食事と栄養について教わる連載。身近なテーマに関する質問に答えてもらいます。今回のテーマは、乳酸菌を摂取することで得られる効果について。

Q.風邪やインフルエンザ予防と言って乳酸菌飲料を飲んでいる人を見かけることがありますが、本当に効くのでしょうか?

A.乳酸菌には腸内環境を整え、免疫力をアップさせる効果があります。そのため、乳酸菌飲料等を取り続けることで少なからずとも予防にはなっていると思いますが、それだけに頼ればいいということではありません。一番大切なのは、バランスのいい食事と睡眠、適度な運動です。手洗いうがいはもちろんのこと、基本をしっかりと行なった上でのプラスアルファの予防法として考えるようにしてください。

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前にもお話ししたことがあるかと思いますが、風邪の予防にはビタミンCも欠かすことができません。また、ウイルスから身を守るためには、身体を乾燥させないということも大事になってきます。えごま油、菜種油などの良質な油から適量の脂分を摂り、身体の中から潤いを与えると風邪やインフルエンザの予防になります。そのほかにもお茶、きのこ類、魚類なども免疫を上げる効果があるため、日頃から積極的に摂取するとよいでしょう。

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川﨑泰代(かわさき・やすよ)
フードコーディネーター。アスリートフードマイスター。食育インストラクター。IHクッキングクリエーター。小学生のころよりバレーボールを始め、以来スポーツが生活に欠かせないものとなる。「走るフードコーディネーター」として、自らもフルマラソンに挑戦するなどアスリートとしての顔も持つ。自身の経験から「強い体と心は『食事』で作られる」と言うコンセプトのもと、一般アスリートからトッププロまで幅広く食事を指導。テレビ、ラジオ、雑誌などメディアでも活動している。
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