【胸肉365 vol.218】秋田産とんぶり和え




ボディメイクに欠かせない鶏の胸肉を、おいしく簡単に味わえるレシピを毎日更新!
ふるさと生活・健美食研究家、やまなか順子‵の「胸肉365」。本日は秋田産とんぶり和えをご紹介。

不思議な食感の実を見直しますよ

「とんぶり」は畑のキャビアと言われている。秋田産が有名。アカザ科のホウキ草の木の実。江戸時代より先祖伝来の特殊技法で加工し今では秋田の特産品となっている。ほうき草は乾燥させたものを2~3本たばねると草ぼうきになります。ほうき草は秋田県に限らず全国各地で栽培することができますが、この細かい実を収穫して加工・出荷するのは秋田県だけです。大変な努力から特産品が産まれているんですね。ほとんどが秋田県の北部・比内町で生産されています。不思議な食感のとんぶり、何にでも良く合います。和え物にサラダに便利です。 2000年前の中国では漢方薬としては用いられており、泌尿器系疾患や肝臓の炎症を抑えるために使用されてきたそうです。糖尿病にも効果があるとか……。

材料/とんぶり
調味料/マヨネーズ、塩

①とんぶりにマヨネーズ小さじ1、塩少々を和える。※お好みでマヨネーズを豆腐や豆乳に変えて下さい

②ジューシー胸肉を裂く

③とんぶりとジューシー胸肉を一緒に和えて盛り付ける

④中央に盛る

【完成】

食感を楽しんで召し上がれ

料理・撮影・スタイリング・文/やまなか順子‵

ふるさと生活・健美食研究家、133代奄美観光大使。奄美群島の100歳長寿の生き方や知恵、食文化、民俗学、シャーマニズムなどを17年間取材・撮影。その活動のなかで古来からの自然調味料、月の満ち欠けのリズムに合わせた食生活や旬食材の調理法を学ぶ。伝統文化を体感する島旅「あまなび」や「長寿の島のさしすせそ展」「島ちょく!」など、地域ブランディングプロデューサーとしても全国で講演活動、イベントを展開中。