エントリー№15 ローソンのハーブ
「サラダチキン王決定戦」15日目、ついに最終日を迎えました。これまでの14日間の記憶が蘇ってきます。炭火焼きと直火焼きを間違えたり、スモークが連続で登場したり、「ピロピロ式」「サラダチキン界の○○」「つゆだく」など、サラダチキン業界にさまざまな用語が誕生しました。
最終回はローソンのハーブ。最後にきて地味。思えば最初はローソンのハーブ。「サラダチキン王決定戦」は、地味に始まり、地味に終わろうとしています。
最後の試食を前に編集長から大事な報告があるそうです。
「いつもはランチの後であまりお腹がすいてないんだけど、今日はめちゃくちゃ腹が減ってるので、いつもよりうまく感じると思います」(佐久間)
そうですか……。あらたまって言うほどのことでもないですね。ただ、空腹は最高の調味料と言いますし、多少影響はあるかもしれません。それでは最後の試食にいってみましょう。
「うまい。腹が減ってるからってだけではないと思う。食べやすい」(佐久間)
「私も美味しいと思います。ハーブっぽくはないけど美味しいです」(ミルキー)
「肉がやわらかいし、味もしっかりついてる」(キャプテン)
「プレーンとして美味しい」(親方)
「プレーンじゃないですよ」(ミルキー)
「プレーンの前段階。前段階の鳥」(親方)
「前段階の鳥」ってなんだよ。とにかく何かの味で美味しいのではなく、そのままで美味しいという印象のようです。
「クセがないから食べやすいね」(佐久間)
「今までのなかで一番持久力がありそうですね。ずっと食べていられそう」(ミルキー)
「飽きる味ではないから持久力はあるね」(佐久間)
「持久力って味だけじゃなくて肉質も大事なんですよね。その点でも食べやすい肉質だから持久力はあると思います。持久力といったら……Qちゃんだ。サラダチキン界の高橋尚子」(キャプテン)
サラダチキン界の○○はいつもたとえが少し古め。もう少し新しいところでお願いします。
「サッカーで持久力、スタミナといったら長友(佑都)じゃないですか」(親方)
「わかった! サッカーなら北澤(豪)だ」(キャプテン)
「中盤のダイナモ」(佐久間)
古いよ。北澤豪が中盤のダイナモって30代半ば以上の人にしか伝わらない。しかしながら、最後に登場したローソンのハーブは、味、肉質ともに飽きないタイプで持久力があるという評価でした。サラダチキン界のダイナモです。
以上で全15種類を食べ終えました。ついに次回は最終結果の発表。栄えある第1回サラダチキン王に輝くのは、ダイナモなのか、白・蝶野なのか、それとも山井か、相澤か……って、なんの話からさっぱりわからん。それではまた明日、この時間にお会いしましょう。