アスリートが米粉を取り入れるべき理由②【川﨑泰代の美筋食 第47回】




「走るフードコーディネーター」川﨑泰代さんに体づくり、健康づくりのための食事と栄養について教わる連載。先週に引き続き、オープンしたばかりの川崎先生が監修を務める「startry cafe」にお邪魔し、米粉についてのお話を伺いました。

アツギトレリス(本厚木)内のフードコートにオープンした「startry cafe」。店内には、川崎先生が推薦する米粉を使用したメニューが用意されています。

もともと米粉の開発に力を入れてきた川﨑先生ですが、米粉を推薦するようになったきっかけのひとつに、日本人の米離れがあります。実際に日本では、耕作放棄地などが問題になっており、米粉は問題解決のカギを握る重要な食材とされています。

また、ジュニアアスリートの食事指導も行なっていた川﨑先生は、ジュニアアスリートが日頃からご飯(米)を「食べろ食べろ」と言われ続け、食事が苦痛になっているという声をよく聞いていたと言います。そんなときに目を付けたのが米粉でした。お米を粉末にした食材である米粉は、様々な料理に活用することができ、小麦粉や片栗粉の代わりとして使うほかにも、カレーやシチューに入れることも可能です。ご飯と一緒に米粉入りのルーを食べることによって、米粒を食べなくても多くのエネルギーを摂取することができるというわけです。

川崎先生が開発を行なった商品は通販で買えるほか、今回オープンした「startry cafe」でも食べることができます。

米粉に含まれているタンパク質や糖質などの栄養素は、朝食べることで頭や体を動かす大切な栄養素ですので、アスリートだけに限らず、朝食にご飯を食べるのがきついという方にも、米粉はおすすめです。パンケーキに米粉を混ぜることで、ご飯の栄養素を摂取することができます。

運動量が少ないのに、米粉で多くのエネルギーを摂取してしまうと太ってしまうのではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、米粉は炭水化物であるでんぷんを多く含んでいるため、腹持ちがよく、余計な間食を食べなくて済みます。また、米粉はグルテンフリーということもあり、ダイエット効果があるとされています。体調をよくしたり、お肌の調子をよくするとも言われており、女性やお子様にもぜひ食べていただきたい食材です。

 

簡単!自分で作れる米粉レシピ
【米粉のクレープラザニア風】

◆材料
(クレープ生地)
米粉…100g
卵(Lサイズ)…1個
マヨネーズ…大さじ1弱
水…100g
(米粉のホワイトソース)
米粉…50g
牛乳…300g
水…200g
玉ねぎ(スライス)…小1/2個分
サラダオイル…小さじ1
コンソメ顆粒…小さじ1
(その他)
ミートソース缶…1缶(295g)
とろけるチーズ…100g

◆作り方
1.クレープの材料をボールに入れてなめらかになるまでよくかき混ぜる。
2.中強火にかけたフライパンに1の生地を直径20cmくらいに丸く広げて片面30秒ずつ焼いて取り出し、冷ます。
3.次にホワイトソース。フライパンにサラダオイルを入れて熱し、玉ねぎを加えて軽く炒め、コンソメを加える。
4.さらに水を加えて沸騰させたら米粉と牛乳を加えてよくかき混ぜながら沸騰させる。
5.ベーキングシートを敷いた焼き型にクレープ、ミートソース、ホワイトソース、チーズを順番に重ねて層にする。
6.200℃に温めたオーブンで15分焼く。

©dusk-stock.adobe.com

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川﨑泰代(かわさき・やすよ)
フードコーディネーター。アスリートフードマイスター。食育インストラクター。IHクッキングクリエーター。小学生のころよりバレーボールを始め、以来スポーツが生活に欠かせないものとなる。「走るフードコーディネーター」として、自らもフルマラソンに挑戦するなどアスリートとしての顔も持つ。自身の経験から「強い体と心は『食事』で作られる」と言うコンセプトのもと、一般アスリートからトッププロまで幅広く食事を指導。テレビ、ラジオ、雑誌などメディアでも活動している。
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