2003年クラブ開設から16年、全国レベルの少年少女レスリング大会において延べ100個以上のメダルを獲得。さらに、カデット、ジュニア、シニアとすべてのカテゴリーの世界選手権で男女ともチャンピオンを輩出してきたレスリングクラブ「ゴールドキッズ」。創立者であり、いまも現場で子どもたちの指導を続ける成國晶子代表がトレーニングにおいて最も重視するのは瞬発力を上げることだ。子どもの瞬発力トレーニング紹介第二弾!
ゴールドキッズ流、子どもの瞬発力UPトレーニングの紹介第二弾。今回はレスリングの動きに近いものや、ミニハードルを用いたメニューを紹介する。
トレーニング監修/成國隆大〈柔道整復師・針灸師・NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト〉
トレーニング指導/瀬野春貴・成國大志
◆8 大の字ステップ ※20秒間に数多く
【ポイント】4では後ろを振り向かずにステップする
◆9 8の字 ※8の字を描いて10回
◆10 回転ブリッジ ※10回
【ポイント】相手と体を離さず、密着させて行う
◆11 両手を握って踏みつけ ※20秒×3セット
【ポイント】足を踏まれないようにバランスを崩さず、相手との距離を維持する
◆12 手を後ろで組んで踏みつけ ※20秒×3セット
【ポイント】フェイントをかけてみよう!
◆13 四つん這い ※20秒×3セット
【ポイント】攻撃、防御どちらのときでも決してヒザをつかない
◆14 シューズに触る ※20秒×3セット
【ポイント】相手の動きを察知する力をつけよう! 逃げ回って守るのではなく、常に攻撃をしかける
◆15 T字ドリル ※5回
※4つのコーンをT字にセットする
【ポイント】バックのときはできるだけ後ろを向かずにダッシュ
◆16 ラダー&ミニハードル ※5回
※ラダーの中央、それぞれ左右に2m、3m離してミニハードルをセット
【ポイント】左右の移動は両足ジャンプではなく、小刻みなステップ
◆17 前後左右にワンステップ ※3回
「己」という字のようにミニハードルをセット
【ポイント】体がブレないように、体幹を意識すること
◆18 ケンケン ※3回
※17と同じようにミニハードルをセット。片足ジャンプ(ケンケン)で17のように移動する
◆19 ドットドリル ※20秒×3セット
※1辺1mの正方形の4辺にミニハードルをセット
【ポイント】テンポよく、軽快に!
今回はここまで。次回は最終回となります。
※つづく。
取材・宮崎俊哉/撮影・佐久間一彦
ゴールドキッズ