スムージーが注目され始めて久しいですね。スムージーは果物や野菜を凍らせてミキサーにかけるため、食物繊維がジュースよりも多く、ダイエットにも効果的と注目されています。フィットネスジムなどのドリンクコーナーでも、いろいろな工夫がされたオリジナルのスムージーを提供してくれる場所が増えています。
ルネサンスが運営するグループ・ワークアウト・スタジオ『BETTER BODIES HI AOYAMA』で提供されるプロテインスムージーも原料にこだわっているようです。
DAIZ株式会社が開発した発芽大豆の豆乳パウダー「ビヨンド・ホエイ」が原料として採用されているのです。
発芽大豆の豆乳パウダー「ビヨンド・ホエイ」について
●動物性 VS 植物性
これまで、プロテイン業界においてタンパク原料は乳由来でしたが、乳糖の分解消化できない体質の人やしなやかな体を求める女性からは、乳プロテインよりも植物性プロテインの期待が高まっています。また、昨今の環境配慮の思想から、動物性タンパク質よりも植物性タンパク質を選びたいというニーズも生まれています。
●脱脂大豆 VS 発芽大豆
既存の植物性プロテイン(精製大豆タンパク質)は、①脱脂大豆原料特有の臭いがある、②水への溶解性が低い、③吸収性が低い、④まずいという課題を抱えていました。DAIZが開発した発芽大豆の豆乳パウダー「ビヨンド・ホエイ」は、DAIZが展開している植物肉事業において得たノウハウをもとに、これらの課題をクリアし異風味の低減に成功しました。「ビヨンド・ホエイ」は、プロテインドリンクとして美味しく、植物性タンパク質を摂取できます。
▼3つの特長
1.独自の発芽技術によって、大豆に含まれるアミノ酸を増加
大豆の代謝に注目した独自の栽培法である「落合式ハイプレッシャー法(特許第5722518号)」で大豆を発芽させています。大豆の発芽中に、酸素、二酸化炭素、温度、そして水分などの生育条件を制御することで、酵素が活性化し遊離アミノ酸量が増加し、大豆の旨味を引き出しています。
2.タンパク質を低分子化、吸収率の高いペプチドを含有
独自の発芽技術によって、タンパク質よりも水に溶けやすいペプチドが増加しました。これにより、筋肉合成に必要なアミノ酸の吸収率が向上しました。
3.大学との共同研究に裏付けされた技術
共同研究機関として下記の大学と連携しています。
・九州大学(松井 利郎 教授):植物肉原料に含まれる旨味成分の評価
・京都大学(後藤 剛 准教授):植物肉原料の栄養素の吸収
・佐賀大学(穴井 豊昭 教授):非遺伝子組み換え大豆からオリーブ油オレイン酸リッチ大豆の育種