インターネット調査会社のマイボイスコム株式会社が『スポーツ観戦』に関するインターネット調査を2020年2月1日~5日に実施し、10,310件の回答を集めました。
調査結果
◆スポーツの楽しみ方
ふだんのスポーツの楽しみ方は(複数回答)、「テレビやラジオの試合中継などを視聴」が48.9%、「テレビや新聞、インターネットなどで試合結果をチェックする」が29.0%、「試合会場へ行って、観戦する」が15.6%でした。「インターネットの試合中継などを視聴」は男性若年層、「試合会場へ行って、観戦する」は男性30・40代で高くなっています。女性10~30代では、「特にない」が5割強みられます。
◆スポーツ観戦の関心度
スポーツ観戦に関心がある層は「関心がある」「やや関心がある」を合わせて5割弱、男性や高年代層で比率が高くなっています。女性10~40代では、関心がない層が50%を超えました。
◆直近1年間に観戦したスポーツ
直近1年間にスポーツを観戦した人(テレビやネット中継含む)は7割強です。観戦したスポーツは(複数回答)、「野球」が39.6%、「ラグビー」「サッカー」「マラソン、駅伝」が3割前後、「テニス」「大相撲」「フィギュアスケート」が各2割強となっています。男性では「野球」「サッカー」「ラグビー」、女性では「フィギュアスケート」「ラグビー」「野球」が上位3位です。
◆直近1年間に最も多く観戦したスポーツの観戦方法
直近1年間に最も多く観戦したスポーツの観戦方法は(複数回答)、「テレビやラジオの試合中継などを視聴」が観戦者の84.6%、「試合会場へ行って、観戦する」が20.7%、「インターネットの試合中継などを視聴」が12.7%でした。最も多く観戦したスポーツ別にみると、『野球』『サッカー』『バスケットボール』では「試合会場へ行って、観戦する」が4割前後、『バスケットボール』『プロレス』では「インターネットの試合中継などを視聴」が3割前後で他の層より高くなっています。『マラソン・駅伝』『大相撲』『フィギュアスケート』では、「テレビやラジオの試合中継などを視聴」が9割強、その他の方法は1割未満でした。
◆直近1年間に最も多く観戦したスポーツの観戦理由
直近1年間に最も多く観戦したスポーツの観戦理由は(複数回答)、「そのスポーツが好き」が観戦者の47.4%、「そのスポーツを観戦するのが習慣になっている」が28.8%、「応援する選手・チームが出ている」「スポーツを観戦すること自体が好き」が2割前後です。
最も多く観戦したスポーツ別にみると、『ラグビー』は「周囲で話題になっていた」「大きな大会だから」、『大相撲』は「そのスポーツを観戦するのが習慣になっている」「そのスポーツが好き」が上位2位です。『フィギュアスケート』では「有名な選手・チームが出ている」の比率が高くなっています。
──<< 回答者のコメント >>─────────────────────
◆直近1年間に最も多く観戦したスポーツの観戦スタイル (全2,032件)
『野球』
・応援するチームの選手一人一人の応援歌を覚えていく。(女性51歳)
・ここ一番の試合の前にはとんかつを買い、缶ビールを用意する。(男性53歳)
『サッカー』
・座面が冷たいのと硬いから、クッションは必須。(男性48歳)
・自宅で試合を観るときも、応援しているクラブのユニフォームを着て応援しています。(女性44歳)
『ラグビー』
・TV観戦した後インターネットでも再度観戦した。(女性62歳)
・アイリッシュパブの大画面で観戦し、大いに盛り上がった。(男性70歳)
『フィギュアスケート』
・回転で転ばないように、と祈りながら見ている。演技を終えた時は拍手をして、讃える。(女性71歳)
・その試合に使われる曲を普段でも、聴いている。(女性53歳)
『大相撲』
・テレビの前でジッと観戦。その間は他の事は何もしない。(男性70歳)
・相撲を観戦するのが好きですが、相撲の場合は星取表をつけながら観戦するのが楽しいので、ノートと筆記用具は必須アイテムです。(女性34歳)