【はじめてのコンディショニング #02】ハムストリング・ストレッチ ~太ももの裏側を伸ばす~




第2回目となる今回は太ももの裏側を伸ばす「ハムストリング・ストレッチ」。前回、レッグロワリングを行なった際に股関節の硬さを感じた人は、このストレッチを合わせてやってみましょう。

■ハムストリング・ストレッチ

【動作】


①右足を前に踏み出し膝を曲げ、左足は後方へ伸ばす。両手は体の横に置く。
②息を吐きながら右膝を伸ばし、お尻を後方へ下げる。
③膝を伸ばしたまま3秒キープします。
④息を吸いながら元の位置に戻る。
⑤呼吸に合わせて繰り返し行ないます。
回数:左右それぞれ5回

【効果】
太ももの裏側を伸ばすことで股関節が動かしやすくなります。股関節が動かしやすくなると、膝や腰への負担を軽減します。

【実施上の注意点】
・膝を伸ばす際に背中が丸くならない範囲で行ないます。
・骨盤が横向きにならないように、正面に向けます。
・無理に伸ばし過ぎないように、呼吸がリラックできる範囲で行ないます。

指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute

黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。