日本はフランス・イタリアの2倍! ソーシャルディスタンスは国によってこんなに違う




緊急事態宣言の全面解除から3週間。各業種も続々と営業を再開している中、今後の生活のポイントとなるのがソーシャルディスタンス(社会的距離)です。

それはVITUP!ユーザーが興味を持つジムでのトレーニングやスポーツにおいても同様。ただ、感染防止のための「正しい距離」があるかと言うと、それはなかなか難しいでしょう。

海外在住日本人によるタウンガイドサービス「LOCOTABI(ロコタビ)」の調査によると、ソーシャルディスタンスの概念は国によってかなり違いがあるようです。

■世界各国のソーシャルディスタンス推奨距離

1メートル: フランス、イタリア
1.5メートル: ドイツ、ホンジュラス
1.8メートル: アメリカ
2メートル: スイス、スペイン、韓国、日本

日本では、新型コロナウイルスに関連する3密として「ソーシャルディスタンス」の距離は2メートルが推奨されていますが、フランスやイタリアはその半分の1メートル。日本や韓国、スイス、スペインなどは世界の中で広めの設定になっているようです。

■ソーシャルディスタンスによる町の変化

(1)至る所にソーシャル・ディスタンスの表示が出るようになり、マスク着用が義務付けられました。(ドイツ在住日本人)
(2)銀行の前、スーパーマーケットのレジの前などに、1.5メートル間隔にラインが引いてあります。(ホンジュラス在住日本人)
(3)公園の芝に円、散策路に6ftのスケールが現われました。(サンフランシスコ在住日本人)
(4)公共交通機関の座席が、ソーシャルディスタンスのため座れない席が多数できました。(イタリア在住日本人)

足元もソーシャルディスタンス。アメリカやフランスでは玄関で靴を脱ぐ人が増加しているようです。また、ドイツやスペインではビーチパラソルの配置について距離を保つことが求められ、イタリアでは監視員による人工呼吸対応を禁止する決まりも出ているそうです。

■調査概要

調査の方法:海外9ヵ国在住日本人(ロコ)へのアンケート
調査実施日:2020年5月27日~6月3日
調査主体:株式会社ロコタビ