第21回目は、足首をターゲットにしたアンクル・モビリティです。
皆さんは足首の硬さを気にしたことはありますか? 足首の可動域が狭くなることで膝や腰へのストレスも大きくなります。
どこでもできるストレッチなので、毎日継続して行ないましょう。
■アンクル・モビリティ〜足首の柔軟性を高める〜
【動作】
① 片膝立ちになり、両手を膝に置きます。
② 姿勢を真っ直ぐに保ちます。
③ 息を吸って、吐きながら膝を前方へスライドさせ、足首の可動域を広げます。5秒キープ。
④ 繰り返し行ないます。
5秒キープを6回
【効果】
足首の可動域を広げることで、「立つ」「座る」といった日常的に行われる動きの質が高まり、膝や腰へのストレスを軽減してくれます。また、ふくらはぎの柔軟性が高まると、むくみ予防&解消になり、足首をスッキリする効果も期待できます。
【実施上の注意点】
・膝が左右に倒れないように、つま先の方向へ真っ直ぐスライドさせます。
・お腹の力が抜けないように、姿勢も意識しながら行ないます。
・膝に痛みがある場合は無理のない範囲で行ないます。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。