【はじめてのコンディショニング #33】フロントランジ・ストレッチ〜股関節と脊柱の可動域を広げる〜




第33回目はフロントランジ・ストレッチをご紹介します。

このストレッチでは股関節や脊柱の可動域を効率よく広げることができます。

動きのあるストレッチなので、運動前のウォーミングアップやエクササイズとしても行なうことができます。ぜひ取り組んでみて下さい。

■フロントランジ・ストレッチ〜股関節と脊柱の可動域を広げる〜

【動作】

① 足を大きく前後に開き。右膝を90°に曲げる。
② 姿勢を真っ直ぐに保つ。
③ 息を吸って、吐きながら右肘を床に近づける。3秒キープ。
④ 息を吸いながら右手を上方へ伸ばし、胸を大きく開く。
⑤ 繰り返し行なう。
左右それぞれ10回

【効果】
股関節と脊柱、それぞれの可動域を同時に広げます。テンポよく行なうことで血流を促進させ、体を温めます。また、肩こりや腰痛の緩和にも効果が期待できます。

【実施上の注意点】
・ 前側の膝が左右に倒れないように行ないます。
・ 股関節の可動域を保ったまま、上半身を動かします。
・ 息を止めないようにリラックスして行ないます。

 

指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute

黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。