【はじめてのコンディショニング #36】クリスクロス〜体幹と四肢の連動性〜




第36回目は体幹をターゲットにしたクリスクロスのご紹介です。

このエクササイズでは、お腹の引き締めはもちろん、体幹と手足の連動性を高める効果が期待できます。

ダイナミックな動きなので、時間がない方やしっかりと汗を出したい方にお勧めです。ぜひ取り組んでみて下さい。

■クリスクロス〜体幹と四肢の連動性〜

【動作】

① 右足を45°前方へ伸ばし、左足は股関節と膝を90°曲げる。
② 両手は頭の後ろか耳の横に添え、上体を起こす。
③ 息を吸って、吐きながら上体を左にねじり、右肘を左膝に近づける。
④ 息を吸って、吐きながら上体を右にねじり、足を入れ替える。
⑤ 繰り返し行なう。
左右交互に10回〜20回

【効果】
コアを安定させながら上半身をねじることで、胸や背中の柔軟性を高めます。上半身と下半身を連動して動かすので、体幹と四肢の動きを繋ぎ、お腹周りの引き締め効果も期待できます。

【実施上の注意点】
・動作中は骨盤が左右に揺れないように腰と床をつけ、安定させながら行ないます。
・足だけの動きにならないように、上半身も連動してねじります。
・反動を使い過ぎず、一定のスピードで正確な動作で行ないましょう。

 

指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute

黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。