マッサージガンを購入しました【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第145回】




VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか?

 

前回のコラムの冒頭で触れたマッサージガンが届きました。見てください、このパッケージ。子どもの頃、プラモデルやラジコンを買ったときのことを思い出しませんか? 新しいオモチャを購入したときのようなワクワク感があるではないですか!

名称は「VIBRATION MASSAGE GUN」。「UPGRADED」の文字が頼もしいです。ちなみに金額は約7000円と、マッサージガンの中では低価格なものをチョイスしています。

 

オモチャを買ってもらった子どものようにさっそくオープン。まず何よりも見た目がかっこいい! ピッチャーの球速を計るスピードガンのようにも見えます。

取り出してみると、アタッチメントと呼ばれる先端部分は全部で5種類。ボールタイプ、上部が平たくなっているTタイプ、さすまたみたいなYタイプ、ボタンみたいになっているPotタイプ、そしてドリルのようなピンポイントタイプ(One Font)があります。アタッチメントを変えることで、当たり方や振動の伝わり具合が違うので、体の部位や筋肉の張り具合によって使い分けるのがよいのでしょう。

使い方はいたって簡単。本体の先端部分に一つのアタッチメントを取り付けます。

そして電源スイッチをONにして、振動レベルボタンを押すと動き始めます。振動レベルボタンのつまみ部分を左右に回すと強度を調整することができます。これは600~3300回/分までのレベル調節が可能。マックスにするとかなりの振動になります。3300回/分は相当ヤバイ振動なので、自分に合ったレベルに合わせて使用しましょう。

最初は見た目的に一番そそられるボールタイプのアタッチメントを使用。オーソドックスに肩に当ててみます。

これはいい! 相当いいです。振動の調節は簡単で、手に持って当てたい場所に当てるだけなので、マッサージボールやマッサージスティックよりもラクチン。しかも振動レベルを上げればコリがほぐれていくのがはっきりわかります。比較的安価なマッサージガンではありますが、決して侮れません。

体の部位によって使用するアタッチメントを変えれば、より高い効果が期待できます。入手したばかりでまだ勉強不足であり、どの部位にどのアタッチメントを使うのが正解なのかはわかりませんが、さすまたみたいなYタイプをふくらはぎに使用してみると、フィット感がいい。足の疲れが癒されていきます。

そしてもっとも強烈なアタッチメントは、先端がとがっているピンポイントタイプ。

ピンポイントで体をとらえるため、他のアタッチメントと効き具合が違います。とくに疲れがたまっている腰には最適でした。よほど体が硬くなければ自分一人で背中や腰もできると思いますが、当てたいところに届かせにくい場合は、家族や友人に手伝ってもらうのもいいでしょう。

マッサージボールやマッサージスティックよりもお値段はかかりますが、格段に楽で筋肉をほぐす効果も大きいと思います。トレーニング後のケアがだいぶ楽になると思うので、これは本当にオススメ(メーカーの回し者ではないですよ)。トレーニングをしている人にはすでに普及し始めているようですが、2021年は一般家庭にもだいぶ進出してくるのではないかと予想します。それくらいいいお買い物でした。

 

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、高校日本代表選出、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアン、パラリンピアンの取材を手がける。