筋トレ日は筋肉食堂でランチを【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第186回】




VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか? 早いもので10月も最終日。あと2カ月で今年も終わりです。1年はあっという間ですね。

 

年末に向けて忙しさは加速していきます。それでも基本的に月・水・金の3日間、朝8時からをトレーニング日と決めています。10時前からアポがある場合を除いて、このルーティンは崩さないようにしています。そしてトレーニング日とトレーニング日ではない日で、ランチ時のエネルギー摂取を変えています。簡単に言うと、トレーニングをした日はガッチリと食べるということ。気を抜くと痩せてしまうので、栄養摂取も日によって変えているのです。

 

そうしたなか、先日はトレーニーの強い味方、「筋肉食堂」(水道橋店)でランチをしました。

「筋肉食堂」は六本木、渋谷、銀座など都内に6店舗ありますが、今回訪れたのは会社から徒歩10分程度の場所にある水道橋店。13時過ぎに店に入ると、幸い一席空きがあったためすぐに着席することができました。お客さんは全員トレーニーというわけではなく、ちょっとお腹の出たサラリーマンのおじさんや、普通のOLさんで、むしろゴリゴリ系の人はいませんでした。

 

ランチはかなりメニューが豊富です。

メインを決めてランチセットを選びます。メインは鶏ムネ肉、鶏モモ肉、牛赤身ハンバーグ、リブロースステーキ、サーモンなど。ランチセットは、Aセットが玄米(100g)+スープ、Bセットは白米(100g)+スープ、Cセットはキャベツ盛り(100g)+スープとなっています。

 

今回、私がチョイスしたのは鶏モモ肉200g+鶏ムネ肉200gとAセット(1,550円)。2種類の鶏肉を同時に味わえ、なんと84.4gもタンパク質を摂取することができます。ちなみに料金をプラスすれば、お肉の量を増やすことも可能です。

 

注文を済ませて料理を待っていると、最初に出てきたのがこちら。

一口サイズのビシソワーズ……ではなく、プロテインです。食前酒ならぬ食前プロテイン。いかにも「筋肉食堂」らしくていいですね。ちなみにもっとたくさんプロテインを味わいたいという方には、味は日替わりのランチプロテイン(200ml。300円)もあります。プロテインを一口で飲んでしばらくすると、お料理がやってきました。

 

 

どうですか、鶏ムネ肉と鶏モモ肉の競演。玄米は100gなのでちょっと物足りないかなと思いましたが、合計400gの鶏肉のボリュームがあるので、食べ応えは十分。2種類の味と食感を楽しめるのもナイスでした。鶏ムネ肉は脂が少ないためパサパサしがちですが、ミディアムレアの焼き加減と鉄板に敷き詰められたモヤシの影響か、パサパサ感はまったくなく、美味しくいただくことができました。

 

トレーニーのランチという感じで大満足です。ただ、メニューの相場が1500~1800円くらいと、毎日食べるランチとしては値段が高めなので、体がエネルギーを欲していると感じたときに利用したいと思います。お近くに「筋肉食堂」がある方は、ぜひこのお店ならではランチを楽しんでみてください。

 

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、高校日本代表選出、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアン、パラリンピアンの取材を手がける。