「ちょっと違う自分を見せたかった」三田慶がさいたま大会の女王に【 Super Body Contest SAITAMA00】




3/20(土)に開催された、Super Body Contest SAITAMA00(さいたま大会)。全15大会が開催される予定の2021年のSuper Body Contest(SBC)の開幕戦となったこの大会で、女子総合優勝を果たしたのが、三田慶だ。

コロナ禍の2020年、SBCはオンラインでのコンテスト「ニコ生でスパボ」を2度実施。三田は2大会ともFINAL審査まで進み、オンライン上のステージに立ったものの、1回目は5位2回目は4位と満足のいく結果を残せず、「自分の甘さを痛感した」と話す。

悔しさと、強いリベンジの気持ちで臨むことを決意した2021年は、食事面を改善することから始めたという。

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「もともと食べるのが本当に大好きで、今まではジャンクフードとかも構わずに好きなものを食べている感じでした。トレーニングは好きなので続けていましたが、去年を経て、今年は自分の中で食事のルールを決めて、たんぱく質を多めに摂ったり、糖質を抑えたりと、これまでよりも意識して管理するようにしました」

その効果は絶大だった。昨年の時点でもすでに美しいボディラインは保たれていたが、今大会のステージではよりメリハリのついた、ワンランク上の身体を披露。美しさとカッコ良さを兼ね備えたステージングで観客を魅了し、MONARCH(40~49歳)クラス、そしてオーバーオール優勝を達成した。

ただ、勝利の要因は食事の改善だけではなかったと三田は話す。

「食事の改善と並行して、ポージングはとにかくレッスンの中で練習を繰り返しました。やっぱり、どれだけ身体を仕上げたとしても、それをステージ上でうまく見せることができなければ、結果にはつながりません。その成果が出たのかな、と思います」

具体的に、どのようにポージングを改善したのかと問うと、返ってきたのは女性ならではの答えだった。

「うまく言葉で表現するのは難しいのですが…実は、これまでとはちょっと違った自分で攻めてみようと思ってステージに立っていました。これまでは“かわいい系”でポージングをまとめていたのですが、今年は“かっこいい系”にしようと(笑)。今回、念願だったクリスタルをいただけてとても嬉しかったのですが、これでやっと本当のスタート地点に立てた気がします。今年は地方大会にもいくつか出場しつつ、12月に行われるTOKYO FINALでの優勝を目指して新たな気持ちで頑張っていきます」

文・写真/木村雄大

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