パソトレで痩せることにしました #05 ~1ヵ月目はマイナス2.7㎏~




4月上旬にパソトレをスタートし、約1ヵ月が経過しました。

 

ジムでは毎回、体重や体脂肪率などを測定してもらうのですが、これまではあえて数値は気にしないようにしていました。
まずは新しい生活に慣れ、それを楽しめるようにすることが重要で、わずかな変化で一喜一憂したくなかったからです。

 

今回は一つの節目ということで、満を持して、いくつかの数値を比較してみました。

【4月1日】
体重 87.3㎏
体脂肪率 22.8%
ウエストサイズ 98㎝
筋肉量 63.45㎏

【5月7日】
体重 84.6㎏ (-2.7kg)
体脂肪率 20.1% (-2.7%)
ウエストサイズ 94㎝ (-4センチ)
筋肉量 64.1㎏ (+0.65㎏)

 

体重、体脂肪率、ウエストサイズは減少、そして筋肉量は増えていました。

 

研究や医療用の機械で測定したわけではないので、体脂肪や筋肉量は参考値ととらえていますが、まずまず期待通りの経過と言っていいでしょう。

 

1ヵ月間のデータを見てみると、体重は計測のたびに下がり、4月下旬には84.15㎏を記録した日もありました。その後、計5日間の出張で食生活が乱れ、0.5㎏ほど戻って現在に至ります。

 

ウエストや脚は、明らかに細くなってきました。締まった、という表現のほうが適切かもしれません。腹筋や脚の筋肉が浮き出てきて、細くなったけれども筋肉はついたという印象です。

 

その変化は外から見てもわかるらしく、妻にも「腹筋、うっすら割れてきたね。脚も引き締まってるけど、どうやったの? 教えて」と言われました。

 

一方、大胸筋・肩・腕などでは、張りやふくらみが増してきています。
筋肉痛や筋疲労は日々ありますが、「疲れている」という感覚はあまりなく、むしろ以前よりも元気になり、エネルギーが無限に湧き出てくるような気分になることもあります。

 

初めて味わう、これが筋トレダイエットの醍醐味――。

 

体は予想以上に軽く、動きにもキレが出てきました。たったマイナス2.7㎏ですが、マイナス5㎏くらいの体感があります。
これは下半身トレの影響もあると思います。

 

もともと下半身は筋肉量があったので、若い頃は下半身トレを軽視していました。自重や人を背負ってのスクワット、マシンを使ったレッグプレス、レッグエクステンション、レッグカールなどはそれなりに行なっていましたが、バーベルを使ったメニューに本格的に取り組んだことはありませんでした。

 

今回は、スクワット、デッドリフトを中心に下半身のベースづくりをしてもらっています。バーベルを使ったメニューでは体幹の筋肉も関連するので、力発揮の連動性が高まり、それがプレーのキレにつながっていると思われます。

最初はヘタクソな動きだったデッドリフトでしたが、フォームや意識の持ち方のコツを教わると、筋肉への効き方が劇的に変わりました。
年に1~2回のペースで起こっていた軽・中度の肉離れも、今後は減りそうな気がしています。

 

週2回のパソトレ、加えて週1~2回はジムで自主トレ(もしくは自宅トレ)、週末はコートが使えればフットサル、使えなければ軽いランニング。このような生活が少しずつ染みついてきました。トレーニングの頻度は今後もあまり変わらないと思いますが、各回の質は徐々に向上していくはずなので、体への効果も高まっていくと予想できます。

 

筋トレやダイエットは「やった分だけ結果が出る」(やり方さえ間違えなければ)とよく言われますが、それは本当だなと思います。
そして、筋トレと食事をセットで考えることが目標への最短距離であることも、あらためて実感しています。

 

文/本島燈家