7/4（日）、東京・江戸川区総合文化センター 小ホールにて開催された「筋肉祭」。
夏の賑やかさを連想させるキャッチーなタイトルは、ボディコンテスト界の新ステージ到来を彷彿とさせた。
当大会は、SUMMER STYLE AWARD、FITNESSSTAR JAPAN、SUPER BODY CONTESTの3団体が業界初コラボすることで実現しており、「フィットネスをさらに盛り上げるお祭りのような企画」として開催。普段はそれぞれの団体のコンテストに出場している29名の選手たちがが集結した。
審査は各団体のカテゴリーを融合させたエンターテインメント性の高いショー形式となっており、ド迫力の音響やアナウンスも会場の雰囲気を後押しする。
出場した選手からも、「3団体のコラボでどんなことが起こるか楽しみで参加した」、「これからの自分を磨くステージになると思った」というような声が聞かれ、各々がこの『お祭り』を心待ちにしてきたことは間違いない。
審査を終えた選手たちが談笑する様子は、まさに団体の壁を越えた交流を物語る。彼らにとっては、選手間のつながりというのも重要な要素だからだ。普段はトレーナーとして活躍している選手もおり、交流の機会を心待ちにしていたという。選手間の絆を形成するにあたって、複数の団体が共同で行う大会というのはとても嬉しい機会になったのではないだろうか。
こういった大会の存在が、団体や大会の枠組みを越え、選手の交流をより深いものとする。そして、フィットネス界全体がまさに『お祭り』のように熱く盛り上がっていく様相を、垣間見ることができた大会であった。
文／森本雄大
