三浦剛が「筋肉祭」でカテゴリー別2冠を達成! 強さの秘訣は疲労除去にあり




7/4(日)に東京・江戸川区総合文化センター 小ホールにて開催された「筋肉祭」にて、三浦剛が2カテゴリー制覇を成し遂げた。

本大会はSUMMER STYLE AWARD、FITNESSSTAR JAPAN、SUPER BODY CONTESTの3団体が業界初コラボを遂げたコンテストであり、三浦は「スポーツモデル(ビースティ)×SBCスタイル」と「フィジーク」の2カテゴリーのOver37クラスで出場。鍛え上げられた肉体で盤石のパフォーマンスを披露した。

今年3月のSuper Body Contest SAITAMA00(さいたま大会)で男子総合優勝を飾った実力者であり、日頃はフィットネスインストラクターとして活躍する三浦は、「他団体で活躍する選手とも交流の輪を広げられれば」という思いで大会出場を決意したと言う。

フィットネスインストラクターとボディコンテストの選手という二足のわらじで高みを目指す三浦だが、その両立は決して楽ではない。特に大会付近にインストラクター業のイベントがあると、調整に苦労することもしばしば。そんな中で結果を出すことができたのは、「疲れを残さない」という意識があってのことだった。

「まず、睡眠の質にはこだわっています。枕を変えたり、寝る前はスマホを見ないようにしたりなどの工夫をしました。状況によって難しい時もありますが、なるべく7~8時間は睡眠をとる。そうして、疲れを取り除くことを特に意識してやっています。

あとは家族にも協力してもらって、オーガニックの食事にしてもらうなどの取り組みも行ないました。睡眠もそうですが、そういったサポートがないと身体作りもうまくいかないと思うので、こういう結果は家族の支えがあってのものです」

“一流は疲れを持ち越さない“と言われるが、三浦の結果が疲労除去の大切さを物語っている。その高い意識があるからこそ、多忙なスケジュールの中でも結果を出すことができたのだろう。三浦は優勝の喜びを噛みしめつつ、さらなる大舞台を見据えて決意を込めた。

「実際に筋肉祭に出場してみて、レベルが高くて刺激になりました。トレーニングの幅の面でも、新しい世界が見えた感じがして嬉しかったです。今後はSuper Body Contestの日本大会が12月にあるので、その優勝を狙っていきたいと思います」

写真・文/森本雄大

【大会リポート】7/4(日)開催 「筋肉祭」